サンポー コクの一杯 鶏ガラ醤油ラーメン | ただいま考え中!

サンポー コクの一杯 鶏ガラ醤油ラーメン

「サンポー コクの一杯 鶏ガラ醤油ラーメン」

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 73g(めん60g) 326kcal 食塩相当量 5.3g
 

九州の味を全国に届けるサンポーのお手頃価格のカップ麺シリーズを紹介します。
九州にゆかりの深そうな商品展開を中心にしていましたが、最近では大手流通企業のオリジナル商品を手掛けたり関東方面でもサンポーの商品を目にすることが多くなってきました。
このコクの一杯シリーズはお手頃価格でおいしく味わえるシリーズで、今回紹介するのは、このシリーズの鶏ガラ醤油ラーメンです。
この鶏ガラ醤油ラーメンは3種類の醤油と2種類の鶏ガラエキスを使用したコクのある醤油味スープと中細麺がセールスポイントの一杯です。

 

カップの中にはかやく入り粉末スープの小袋がひとつ入っています。
同シリーズのの海鮮しお味と違ってかやく入り粉末スープと書かれており、かやく単独の小袋は付属していません。
商品の成分表記にもかやくの独立した表記はありませんが、メーカーとしても海鮮しお味と違ってかやくがあるという認識なのだと思われます

かやく入り粉末スープの小袋を取り出した後のカップの中の様子です。
縮れのついた麺がカップの中にびっしり入っています。
麺のイメージはサンポーの代表的な商品の九州とんこつ味焼豚ラーメンよりも少し太めで中細タイプの油揚げ麺です。
やはりカップの中にかやくらしきものは見当たりません。
ここにかやく入り粉末スープを加えてお湯を注ぎ3分で出来上がります。


出来上がりはこのような感じになりました。
3分経過後ふたを開けて表面を整えつつ軽く麺をほぐしある程度スープをなじませた状態で撮影しました。
実際食べる前にはしっかり麺をほぐしてよくスープをなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、食塩、植物たん白などを配合した油揚げタイプの縮れ付き中細麺です。
麺の材質構成は同シリーズの海鮮塩ラーメンと同じで麺の太さも似た感じなのでおそらく麺は共通だと思われます。
材質構成は同社の主力商品の九州とんこつ味焼豚ラーメンと変わりないようですが、麺の太さなどが違うので完全に同じ麺ではなく食感は若干異なります。
3分で程よいかたさに仕上がり、歯切れのよい食感でコクのあるしょうゆ味スープにもほどよくマッチしておいしく食べ進んでいけます。
麺量は60gとレギュラーサイズの丼型カップの商品としては平均的なレベルです。

スープはしょうゆ、チキンエキス、食塩、大豆たんぱく加工品、デキストリン、ねぎチップ、香辛料、ごま、たん白加水分解物、糖類、魚介エキス、煮干しイワシ粉末、植物油脂などを合わせた醤油味仕立てです。
商品の成分表記はかやくを含んだものになっていますが、ここではかやくとみられる部分は除外して表記しています。
小袋には海鮮しお味とは違ってかやく入りスープという表記になっています。
2種類のチキンエキスと3種類の醤油を使ったこだわりのスープはチキンに加えて魚介のうまみも加わりコクのある味わい深が印象に残ります。

かやくとして独立した成分表記はありませんが、メーカーの商品紹介にはチャーシュー風大豆肉、ねぎ、ごまがかやくとして扱われています。
そこで、成分表記的には大豆たんぱく加工品とねぎチップ、ごまです。
海鮮しお味と違うのはゴマとねぎだけではなく、大豆たんぱく加工品の代替肉具材が入っていることです。
それほど存在感が大きいわけでもありませんが、ほぼかやくなしともいえる海鮮しお味と比べると割り切った作りにはできなかったようです。
最近はかやくなしのカップ麺も登場しており徐々に受け入れられつつあるものの、個人的にはある程度のかやくはあってほしいと思っているのでこれはこれでありがたいです。

チキンの旨みに魚介のだしが合わさった醤油味スープが印象に残る嬉しい一杯です。
サンポーの商品は九州の味にちなんだものが多いのですが、このシリーズにはもちろんとんこつ味もありますがしょうゆ味やみそ味など全国でなじみのあるものがラインナップされています。
お手頃価格ということもあってか、従来サンポーの商品をあまり目にすることがなかった地域でも目にすることが多くなっています。
最近九州の味わいをテーマにした柚子胡椒風味鶏白湯味も加わって、九州の味と全国で親しまれる味の両方で幅広いおいしさを届けてくれるシリーズとして今後も発展していくことを期待しています。
この一杯が気になる方はお手頃価格の商品を得意としているスーパーに足を運んでみることをお勧めします。
ごちそうさまでした。