サッポロ一番 塩らーめん(丼) | ただいま考え中!

サッポロ一番 塩らーめん(丼)

「サッポロ一番 塩らーめん(丼)」

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 75g(めん63g) 317kcal 食塩相当量 4.9g

おなじみサッポロ一番塩らーめんの丼型カップ麺です。
2024年3月にリニューアルされており、お店で新のロゴが入った商品を入手したので久々に記事にしてみました。
袋麺のサッポロ一番塩らーめんのおいしさを手軽に味わえるカップ麺で再現したこの一杯は、販売開始から26年を迎えるロングセラー商品ともいえるものに成長しました。
つるみと粘りのあるもっちり食感の縮れのついた麺と、チキンとポークのうまみをベースに香味野菜、香辛料、切り胡麻の風味がきいた塩味スープがセールスポイントの一杯です。

 

 

カップの中は粉末スープ(先入れ)とかやく(先入れ)の2袋が入っています。
袋麺には切り胡麻の小袋が付属していますが、カップ麺には残念ながら付属していません。
以前の商品ではフリーズドライタイプの野菜ブロックのかやくを採用していましたが、今回の商品では乾燥具材の野菜に変更されています。

カップの中は粉末スープ(先入れ)とかやく(先入れ)の2袋が入っています。
袋麺には切り胡麻の小袋が付属していますが、カップ麺には残念ながら付属していません。
以前の商品ではフリーズドライタイプの野菜ブロックのかやくを採用していましたが、今回の商品では乾燥具材の野菜に変更されています。

出来上がりはこのような感じになりました。
3分経過後ふたを開けて表面を軽く整理しつつかやくが沈まないように気を付けながら軽く麺をほぐして撮影しました。
撮影後、実際食べる始める前に、しっかり麺をほぐしてスープもさらによくなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、油脂加工品、粉末卵、やまいも粉、砂糖などを配合した油揚げタイプの細めの縮れ付き麺です。
リニューアル前と材質構成はほぼ変わっておらず、麺に関しては以前のバージョンと大きく変わっていないものと思われます。
3分でほどよい感じのかたさで口当たりなめらかなもっちり感のある麺に仕上がりました。
麺の量は63gと少し半端な数字ですが、レギュラーサイズの丼型カップ麺としては標準的なレベル(だいたい60~65gくらい)の範囲内なのでおおむね満足できると思います。
原材料価格やその他諸コストの高騰下でも麺の内容や量には大きな変更がないのでいつものおいしさが味わえます。

具の内容はキャベツ、コーン、にんじん、ねぎです。
リニューアル前とは違ってフリーズドライ具材ではなく、乾燥具材に変わっているとともに構成品目は4種類に減少しています(チンゲン菜がカットされています)。
袋麺と違ってかやくが入っているのは非常に重宝しますが、今までのバージョンに比べかやくのカットが細かくなり量感がかなり低下した感は否めません。
この構成比率の変更は原材料価格や諸コストの高騰などがおおいに影響しているものと思われます。
今回の商品についても袋麺についている切り胡麻の小袋がなくスープの成分としてごまが含まれており、胡麻の量は袋麺よりも少しおとなしい感じなのは変わっていないようです。

スープは食塩、香辛料、ごま、糖類、チキンエキス、ねぎ、味付豚肉、野菜粉末、発酵調味料、ポーク調味料、鶏肉野菜調理品、かつお節調味料などをあわせた塩味仕立てです。
前のバージョンと構成が若干変わっています(表記名称の変化以外にも配合比率も変わっているようです)が大きな風味の変化は感じられず袋麺でもおなじみの味がこのカップ麺でもうまく再現されています。
野菜の旨みの出ている塩味スープで、袋麺のような煮込み感も感じられるものに仕上げられており、袋麺のように切り胡麻の小袋がなくスープに胡麻が含まれています。
多くの人の記憶の片隅にあるあの袋麺の塩らーめんのイメージを思い出させてくれるようなおいしさで再現度は高いのですが、袋麺ヘビーユーザーが厳しい目で見ると微妙な違いはありそうです。

手軽におなじみの味がカップ麺で楽しめる嬉しい一杯です。
ここのところの諸コストの高騰などにより若干クオリティの低下とみられかねない部分もありますが、リニューアルを重ねてもお手頃感と袋麺のイメージをカップ麺で再現する商品作りをしているようです。
袋麺は超ロングセラーで日本のインスタントラーメン界を代表するような商品ですが、カップ麺の世界でも26年も続く立派なロングセラー商品に育っています。
多くの人がこの商品のファンで時々なぜか食べたくなる心の味なっている方も多いと思います。
そんな時にお店で見かけたらつい手を伸ばしてしまうこと間違いなしだと思います。
野菜の量感が少し寂しげになってしまいましたが、これはお気に入りの中のひとつです。
ごちそうさまでした。