TOPVALU BESTPRICE BIGコクとキレの醤油ヌードル | ただいま考え中!

TOPVALU BESTPRICE BIGコクとキレの醤油ヌードル

「TOPVALU BESTPRICE BIGコクとキレの醤油ヌードル」

 

 

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 101g(めん85g) 460kcal 食塩相当量 6.1g

イオングループのPBブランド「TOPVALU」の縦型カップ麺のヌードルシリーズにBigサイズの商品が加わりました。
TOPVALUシリーズのカップ麺の定番商品はお手頃価格をアピールする商品群の「BESTPRICE」に位置付けられていますが、今までこのシリーズの多くの商品は長らくレギュラーサイズのみで商品展開されてきました。
2024年3月20日からヌードルシリーズの醤油味とシーフード味のBigサイズの商品がラインナップに加わったので、今回はその中からBIGコクとキレのしょうゆヌードルを紹介します。
お手頃価格でおいしく味わえるレギュラーサイズ品では少し物足りない時でも満足できそうなこの一杯は、麺量がレギュラーサイズの約1.3倍でポークとチキンのうまみに胡椒をきかせたしょうゆ味のスープがセールスポイントです。
製造はレギュラーサイズの商品とは違って東日本明星の神戸工場が担当しています。

ふたを開けてお湯を注ぐ前のカップの中はこのような感じです。
麺、かやく、スープの素があらかじめセットされている縦型カップ麺の基本的なスタイルです。
レギュラーサイズの商品と同じイメージで作られているのでシンプルに徹した作りになっており調味油などは付属していません。
BIGサイズの商品もメーカーブランドの人気商品に真っ向から対抗しうるものだけにかやくの量感などはお手頃価格の商品にみられがちなチープ感はあまり感じさせないものになっています。
お湯を注ぐ前の時点の見た感じでは、割と大きめなかやくが結構たっぷり入っているように見えます。
ここにお湯を注ぎ3分で出来上がります。


出来上がりはこのような感じになりました。
3分経過後ふたを開けてあまり手を加えない状態で撮影しました。
実際食べる前にはしっかり麺をほぐしスープをよくなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、パーム油、食塩、チキンエキス、チキン調味料、オニオン粉末、砂糖、加工油脂、大豆食物繊維、しょうゆ、香辛料などを合わせた油揚げタイプの麺です。
なぜかレギュラーサイズの商品と素材構成が少し違っておりオニオン粉末や大豆食物繊維が加わっています。
今回発売された2種類ののビッグサイズは麺の素材構成が同じなので、レギュラーサイズの商品と同じくBIGサイズの2品目間で麺は同じものを使っているようです。
麺の形状としては縮れ付のついたヌードルタイプの麺は3分で口当たり滑らかな少しやわらかい感じに仕上がりました。
スープがほどよく絡んでくるのでするすると食べ進んでいく事ができます。
麺量は85gとレギュラーサイズの商品の約1.3倍の麺量でおそらく比較対象メーカーブランドのBIGサイズであるカップヌードルBIGのしょうゆ味と同等の麺量になっています。

スープはデキストリン、食塩、香味調味料、香辛料、しょうゆ、砂糖、たん白加水分解物、香味油、鶏・豚エキスなどを合わせた醤油味仕立てです。
レギュラーサイズのしょうゆヌードルと同じ素材構成で豚と鶏の旨味のきいたすっきりしながらもコクのあるスープに胡椒を加えた醤油味スープに仕上がっています。
比較対象になるであろう日清のカップヌードルの醤油味と比べて少し醤油のとがった感じが弱めに感じるかもしれませんが、コクとキレのあるスープなのでおいしく味わうことができます。

かやくは味付豚肉、えび、鶏卵加工品、ねぎです。
やはりベストセラー商品の日清カップヌードルBIGのしょうゆ味と具材構成が似通ったものになっています。
この商品のレギュラーサイズのかやく構成が日清のカップヌードルのイメージをふまえたものになっているので、BIGサイズでも同じイメージのかやく構成になっているのは当然ではあります。
かやくの重量的には卵具材よりえびの方のウエイトが高めのようですが、量的には卵具材の量が目立つように感じます。
原材料価格の高騰などでお手頃価格を維持するのに努力が必要なこのご時世で、メーカーブランドのBIGサイズ商品と比較し挑戦的な価格ながらかやくの量感も極端に寂しくなっておらず見た目にはよい感じに保たれています。
価格志向の商品にありがちな出来上がり時に感じられるチープ感や具材の量感の寂しげな感じがそれほど感じられないのは見事だと思います。

トップバリュ「BESTPRICE」シリーズの縦型カップ麺でレギュラーサイズとBIGサイズの併売はおそらく初めてだと思われます。
最近の原材料費をはじめとする諸コストの高騰は価格志向の商品を直撃しており、レギュラーサイズのBESTPRICE商品も数年前に比べると値上げを余儀なくされています。
最近まではヌードルタイプのビッグサイズはメーカーブランド品がほぼ独占状態でしたが、レギュラーサイズですら大きく値上がりした昨今ではBIGサイズはさらに価格が上がっておりこの分野にも価格重視のニーズが高まってきたものと考えられます。
PB商品ではセブンプレミアムもコンビニ向けの縦型ヌードル商品にレギュラーサイズと同じ商品ラインナップでBIGサイズを投入してきており、イオンでは縦型ヌードルの全商品にBIGサイズを投入しているわけではなく慎重さも感じられますがセブンプレミアムのBIGサイズをヌードルはコンビニ限定なのに対しこちらの2品は一応販売チャネルを限定しないものになっています。
とはいっても私の住んでいる地域ではイオンビッグやマックスバリュの店舗には現時点では取り扱いがなく、私自身はミニストップでしか見たことがありません(イオンリテールの店舗はまだ見ていません)。
メーカーブランドのBIGサイズヌードルも以前よりかなり店頭販売価格が上がっており、店舗により若干店頭販売価格が違うもののおおむね税別180円前後で入手できるので相対的な価格の優位性があります。
大盛派の方でブランドにこだわらず中身が充実していればよいと思う方には注目の一杯です。これが気になる方はお近くのイオングループのお店のカップ麺売場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
個人的にはしょうゆ味とシーフード味だけでまだカレー味がないのは少し残念ですが今後の展開に注目していきたいと思います。
今回発売された2品目は入手しているので、機会があればシーフード味の方も紹介したいと思います。
ごちそうさまでした。