ローソン 肉うどん | ただいま考え中!

ローソン 肉うどん

「ローソン 肉うどん」

 

 

推奨調理時間 熱湯4分 内容量 64g(めん55g) 289kcal 食塩相当量 4.1g

ローソンのPB縦型カップ麺が2022年4月ごるから順次リニューアルされ、2023年にはさらに商品展開の勢いがさらに加速しています。
縦型レギュラーサイズのPB商品はラーメン系の商品だけでしたが、その後和風麺やカップ焼そばや大盛タイプラーメンもラインナップに加わりました。
和風麺の縦型PBカップ麺はきつねうどんと天ぷらそばからスタートしましたが、その後肉うどんや鴨だしそば、カレーうどんが新たに加わっています。
今回紹介する肉うどんは2023年10月にラインナップに加わった商品で、鰹と肉の旨みを合わせた味わい深いつゆがセールスポイントの一杯です。
縦型PBカップ麺シリーズはリニューアル当初は標準販売価格が129円(税込)でしたが、原材料などのコスト上昇の波には耐えきれなかったのかこの商品が加わった現時点(2023年12月)標準販売価格が税込148円となっています。
PBシリーズの価格は当初より上がっていますが、メーカーブランドの商品の販売価格も上昇しているので現状でも価格面でお手頃感があります。
このシリーズで現在販売されているきつねうどんは明星食品の製造ですが、こちらは日清食品の製造になっています。

カップの中に麺、かやく、スープの素がセットされた基本形ともいえるスタイルです。
調味油や調味料の小袋は添付されておらず、カップにお湯を注ぐだけで手軽に作ることができるシンプルなものです。
カップにお湯を注いで4分で出来上がります。


出来上がりはこのような感じになりました。
4分経過後ふたを開けて、軽く表面を調えた以外はあまり手を加えていない状態で撮影しました。
実際食べる前にはしっかり麺をほぐし、スープをよくなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維などを合わせた平打ち風の縮れつき油揚げ麺です。
同シリーズで明星食品製造のきつねうどんとは麺の材質構成が若干異なっています。
昔からあるようなカップうどんの麺といった感じに見える麺は、丼型カップのうどんに比べると若干細めな感じはしますが、4分仕上げで麺のコシのあるうどんのおいしさを感じさせてくれるものに仕上がりました。
以前からある縦型カップ麺のうどんには厚みがなくペラペラした感じのものもありましたが、4分仕上げになって麺を戻す時間も長くなったこともあり丼型カップのうどんと同じとはいかないまでもそこそこしっかりした麺がty買われています。
食感は口当たりなめらかでもっちり感とコシのある食べごたえのあるものに仕上がっています。
麺量は55gと同じローソンPB縦型カップ麺のきつねうどんより5g控えめですが、ほどよい量感に感じられます。

スープは糖類、かつおぶし調味料、食塩、粉末しょうゆ、魚粉(かつお、いわし、そうだがつお、さば)、豚脂などを合わせた醤油味仕立てです。
かつおぶしなどを中心にいわしやそうだがつお、さばなどの旨みの魚介だしと、豚脂などの肉のうまみを組み合わせ甘めに仕上げたスープがおいしさをの決め手になっています。
かつおだしがベースにはなっていますが、関東風のきつねうどんのように?油のキレが際立った感じではなく、肉のうまみや甘み(糖類も多め)も加わっているので、きつねうどんのスープとはまた違った味わいが楽しめます。

かやくは味付牛肉、揚げ玉、ねぎです。
肉うどんの肉は牛肉か豚肉かという問題は地域的なものを含めてイメージのわかれるところですが、肉うどん自体が肉イコール牛のイメージの強い西日本を中心に親しまれていることもあり牛肉を採用しています。
かやくの品目は絞り込まれていますが、肉うどんによくあるような具材はしっかり押さえた構成になっています。
肉具材とねぎだけではちょっと寂しげなので、揚げ玉が加えられているのも嬉しいポイントで、牛肉のカットは少し細かい感じもしますが、牛肉のうまみはほどよく感じられるものになっています。
コンビニで販売されるカップ麺としてはお手頃価格なので、かやくの量感が少し寂しげに見えなくもないところはあまり贅沢を言えないのかもしれません。

比較的お手頃価格でおいしい肉うどんが味わえる一杯です。
丼型カップのうどんに比べ少々量が控えめで、麺の太さが気持ち程度細い感じもしますが、最近の縦型カップうどんは麺のレベルが上がっていて食べ応えがよく手軽に味わうにはぴったりの一杯だと思います。
縦型PBカップ麺シリーズはリニューアル当初は標準販売価格が129円(税込)でしたが、原材料などのコスト上昇の波にのまれるような形で販売価格が上昇しており(2024年2月時点での)店頭標準販売価格が税込168円となっています。
PB商品の販売価格が上がっていますが、メーカーブランドの商品の販売価格も上昇しているので現状でも相対的なお手頃感があります。
ローソンではカップ麺PB商品の魅力と規模を拡大させながら、メーカーブランドの売れ筋商品には真っ向からぶつからないような商品で勝負しているようです。
肉うどんのカップ麺は、最近少しづつ増えてきてはいますがメーカーブランドの商品を含めそれほど選択肢が多くないので、独自の魅力を打ち出しやすく愛用者を増やしやすい商品だと思います。
ローソンの縦型PBカップ麺は種類が増えてきたので、食べたい気分に合わせて商品選びすることもできそうなので、何かカップ麺が食べたくなった時にはローソンのお店に足を運んでみるのもよさそうです。
ごちそうさまでした。