マルちゃん あじわい豚汁うどんでか盛 | ただいま考え中!

マルちゃん あじわい豚汁うどんでか盛

「マルちゃん あじわい豚汁うどんでか盛」

推奨調理時間 熱湯5分 内容量 146g(めん100g) 565kcal 食塩相当量 7.2g

今回は2023年12月に発売されたマルちゃんの味わい豚汁うどんでか盛を紹介します。
マルちゃんの豚汁うどんはレギュラーサイズカップのものは2021年秋から通年販売になっており、秋冬シーズンのみならず人気の高いものになりました。
レギュラーサイズとは違いでか盛サイズは冬季限定品としての販売で、冬季は和風麺全体の需要期にもあたるので商品ラインナップの強化を図る意味合いもあるようです。
いつものレギュラーサイズでも満足感はありますが、さらにがっつり食べてあたたまりたい方には待望の一杯です。
コシと弾力の強い食べごたえのあるうどんに豚のうまみをベースに生姜をきかせ合わせみそで仕上げたコクのあるスープがセールスポイントの一杯で、味付豚肉やニンジン、ねぎなど彩り豊かに6種類の具材入りのガッツリ大盛タイプの一杯です。

 

カップの中には先入れタイプのかやくと先入れ式粉末スープ、それに後入れ式の液体スープの合計3袋が入っています。
あじわい豚汁うどんのレギュラーサイズは液体スープだけで粉末スープは添付されていませんが、なぜかでか盛タイプは以前販売されたものを含め粉末スープと液体スープの二本建てになっています。

麺は平打ちタイプの油揚げ麺です。
おそらく赤いきつねシリーズと同じものとみられます。
縮れのついた感じのスタイルは昔ながらのカップ麺のうどんのイメージで、でか盛サイズなので麺の量はかなりのものに見えます。
かやくの小袋が付属しており大半のかやくはそこに収められていますが、刻み揚げタイプの油揚げだけは麺と共にカップの中にセットされています。
カップの中にかやくの小袋と粉末スープを入れてお湯を注ぎ5分で出来上がります。
液体スープはふたの上であたためておくことをお勧めします。


出来上がりはこのような感じになりました。
5分経過後ふたを開けて、かやくが沈まないように気をつかいながら軽く麺をほぐし、その後液体スープを加えある程度スープをなじませて撮影しました。
撮影後に食べ始める前にさらにしっかり麺をほぐし、よくスープをなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、乾燥酵母、卵白などを配合した縮れのついた平打ちタイプ麺で、昔ながらのカップうどんの麺のスタイルです。
5分でほどよいかたさで食べごたえがある感じの麺に仕上がり、うまみ深い合わせみそ仕立てのスープがほどよく絡みおいしく食べ進んでいける麺です。
麺量は100gと2022年冬シーズンに販売されたものと比べて9g増量されており、赤いきつねのでか盛と同レベルになりました。
原材料価格をはじめ諸コストが高騰している中、麺量は真っ先に削られそうな部分ですが以前より増えているのは喜ばしい限りです。
製造数も季節商品なのであまり多くなさそうでもあり、もしかしたら赤いきつねのでか盛と共通仕様にする方が製造コストなどを低減できるなどの事情もあったりするのでしょうか・・・
でか盛の麺量はレギュラータイプの1.42倍(レギュラーサイズは70g)となっておりでか盛らしいボリュームを感じさせてくれます。
ほど良いコシと麺のもっちり感がおいしさを引き立てています。

具は味付豚肉、味付油揚げ、ポテト、ごぼう、にんじん、ねぎの6種類で豚汁のイメージを再現するにはぴったりの構成です。
豚汁うどんのカップ麺で以前から思うのですが、具材のボリューム感がいまひとつな感じでちょっと残念に思えるのはに私だけでしょうか?
かやくの小袋のサイズもレギュラー品とそう変わりがない感じで(多少はかやくの量に差はあったとしても)具の量感はレギュラー品とそう差がないように感じてしまいます。
写真では少し具が沈んでしまったこともあり、実際よりも少し寂しげに見えてしまいます。

スープはみそ、ポークエキス、しょうゆ、豚脂、植物油、でん粉、砂糖、食塩、香辛料、魚介エキス、酵母エキス、粉末野菜、たん白加水分解物、ねぎ、香味油脂などを合わせたみそ味仕立てです。
レギュラーサイズのあじわい豚汁うどんと違って粉末スープと液体スープの2本立てになっています。
味付の方向性は両方とも変わらないようですが、少し内容の構成や配合比がレギュラー品とは異なっているようです。
豚汁風の合わせみそのスープはポークベースで野菜や魚介のうまみが生かされたものに仕上がっており、少し甘辛い感じのスープが豚汁のイメージを演出しています。
地域性が強く表れていて独特な風味の味噌煮込みうどんとは違って、全国各地で幅広く親しまれるような合わせみそのスープに仕上がっています。

味わい深い豚汁うどんをたっぷり食べたい時には嬉しい一杯です。
レギュラーサイズの豚汁うどんでは少し物足りず、もうちょっとたくさん食べたい時にピッタリの大盛サイズです。
具のボリューム感が低いのは少し残念な所ですが、うどんも豚汁の具のひとつと考えればこの程度のかやく量も妥当なのだと心に言い聞かせることにします。
本当はどこかのメーカーがかやくたっぷりの豚汁のイメージで商品化してくれたらとても嬉しいのですが、原材料価格などが高騰する局面の現在さらに実現が遠のいてしまった夢になりそうです。
そんな商品が実現するなら一体いくらぐらいで販売されるのでしょうか、カップ麺離れしたものになりそうなのは容易に想像できそうですね。
いまくらいのボリューム感が価格と商品価値が程よいバランスが取れたものだとメーカーとしては判断しているのかもしれせんね。
心と体をしっかり温めてくれる一杯はこれから寒さが厳しくなる季節にはぴったりだと思います。
この記事を紹介した現時点でもうメーカーの商品紹介に出てこなくなっており、製造は終了しているようです。
まだ発売からそれほど時期が過ぎていないので店頭在庫は残っている可能性がありますので見かけたら即買いをお勧めします。
レギュラーサイズが通年販売になって今となってはいつでも味わえるおいしさですが、いつかはでか盛も通年販売になることを期待したいと思います。
ごちそうさまでした。