マルタイ 長崎亭 ちゃんぽん

「マルタイ　長崎亭　ちゃんぽん」

推奨調理時間　熱湯５分　内容量　１００ｇ（めん７０ｇ）　４４９ｋｃａｌ　食塩相当量　６．７ｇ

九州は福岡に本拠を構えるマルタイの縦型ビッグサイズのカップちゃんぽんを紹介します。
マルタイといえば棒ラーメンが有名ですが、袋麺やカップ麺の販売も行っており主として九州の味にちなんだ商品を多く販売して人気を博しています。
そんなマルタイでも人気店監修シリーズの商品も手掛けており、この長崎亭ちゃんぽんも人気店監修の一杯です。
長崎亭は福岡市を中心に店舗を広げるチェーン店で、マルタイの本社近くに本店があり、マルタイ社員にも人気のお店だそうです。
そのお店の人気のちゃんぽんの味を全国に紹介するべく、カップ麺として商品化されました。
もちもちとした食感で弾力のあるちゃんぽん専用めんと豚骨をベースに野菜・魚介エキスの旨みを加えたコクと甘味のあるちゃんぽんスープがセールスポイントで、豚肉の炒め感のある調味油を加えると「長崎亭」風のちゃんぽんスープを再現しています。

カップのふたの部分に調味油の小袋が添付されています。
この小袋は仕上げの時に加えるものです。

ふたを開けてお湯を注ぐ前のカップの中の様子です。
麺とスープの素、かやくがカップの中にセットされている縦型カップ麺の基本スタイルです。
野菜やかまぼこなどちゃんぽんによくある具材や粉末スープが目立ちます。
麺は縮れのついたタイプのようです。
ここにお湯を注ぎ５分で出来上がります。
調味油の小袋はふたの上であたためておくことをお勧めします。

出来上がりはこのような感じになりました。
５分経過後ふたを開けて軽く表面を整理しつつ調味油の小袋を加えて撮影しました。
撮影後にしっかり麺をほぐしつつスープをよくなじませて食べ始めました。

麺は小麦粉（国内製造）、植物油脂、でん粉、食塩、野菜エキス、しょうゆなどを配合した油揚げタイプで少し縮れのついたタイプです。
５分でほどよいかたさで、もっちり感と弾力のあるものに仕上がりました。
歯切れがいい感じで、濃厚感があり味わい深いスープにもよく合う麺です。
麺量は７０ｇと縦型ビッグサイズカップでは平均的なレベルで、もっちり感のある食べごたえのあるものなので十分満足できると思います。

スープはポークエキス、ポークオイル、食塩、デキストリン、砂糖、野菜粉末、植物油脂、粉末しょうゆ、魚介エキス、たん白加水分解物、香味油、香辛料などを合わせた白湯仕立てのちゃんぽんスープです。
添付の調味油を加えて仕上げます。
ふたを開けると、ほかのちゃんぽんのカップ麺と比べてスープの香りが少し強めに感じられ食欲を掻き立てそうなよい香りがします。
調味油は豚油が中心で、コクと香りを増す役割を持っているようです。
この香りからもわかるように風味豊かで濃厚なスープが印象に残るようなものに仕上げられています。
さらっとした感じのちゃんぽんスープも他の商品には見られますが、この一杯では濃厚感が楽しめるようなものになっています。

かやくはキャベツ、いか、カマボコ、キクラゲです。
原材料価格高騰の影響なのかかやくの量が心なしか寂しげに感じますがいわゆる九州のちゃんぽんのイメージは十分伝わってくる具材構成です。
長方形のピンクのかまぼこが印象的でちゃんぽんの雰囲気を盛り上げてくれます。
いかはちょっと目立たない感じだったのが少し残念に思いました。
個人的に好きなきくらげの食感はまずまずでいい感じでした。

九州のおいしさをカップ麺で世に広げるマルタイらしい商品で、地域の人気店のおいしさが手軽に味わえる嬉しい一杯です。
九州はもちろん全国にも多く存在するちゃんぽんファンにはぜひ味わってみてほしいものに仕上がっていると思います。
香りが少し強めで濃厚なスープが印象的で、ちょっと濃厚なスープのちゃんぽんが好きな方には特におすすめです。
マルタイのホームページにも商品情報が掲載されているので、特定のチェーン限定品ではなさそうですが私の住んでいる地域ではコンビニチェーンのファミリーマートでしか見かけたことがないのでファミリーマートでは広範囲に販売されているものと思われます。
この商品が気になる方は、お店で見かけた際には是非お求めになってみてはいかがでしょうか？
ごちそうさまでした。