エースコック わかめラーメン 鶏だし塩 | ただいま考え中!

エースコック わかめラーメン 鶏だし塩

「エースコック わかめラーメン 鶏だし塩」

 

 

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 93g(めん70g) 402kcal 食塩相当量 5.4g

今回紹介するのはエースコックのわかめラーメンシリーズの縦型ビッグサイズカップ麺(エースコックではこのタイプをタテロングと称します)の鶏だし塩味です。
2022年のこのくらいの時期にローソン限定で発売されており、このブログでも記事にしていますが昨年に引き続き2023年もこの時期に登場したので改めて紹介してみようと思います。
この一杯には昨年販売されたものと同じからだシフトという見慣れないロゴがついており、三菱食品の健康ブランド「からだシフト」監修のコラボ商品なのです。
昨年に続いてエースコックの商品情報のページには掲載のない謎の商品なので、今回発売されたのもある意味突然の感があります。
三菱食品の「からだシフト」ブランドはオリジナル商品としては糖質コントロール商品とプロテインプラスシリーズ(たんぱく質重視の食品)に2023年からハピネス腸活シリーズが加わり、合計3シリーズのラインナップになりました。
いままでのわかめラーメンシリーズにはあまりなかった鶏だし塩味で、レタス2個分の食物繊維やたんぱく質10gを配合していることをアピールしており、「からだシフト」シリーズのプロテインプラスシリーズの流れを汲んだものになっているようです。
ローソンと三菱食品はともに三菱商事の傘下企業であり三菱商事グループとエースコックとのコラボとも言えそうで、販路がローソン限定なのはある意味自然な流れなのかもしれません。
丼型カップの商品が多いわかめラーメンシリーズの中でコンビニでの販売に有利とされている縦ロング(ビッグサイズカップを採用しつつ、いつものわかめラーメンのイメージのたっぷりわかめや丸刃の中細麺のイメージはそのままに、からだシフトシリーズのヘルシーなイメージをプラスした一杯です。

小袋を取り出した後のカップの中の様子です。
麺、スープの素、かやくがカップの中にセットされた縦型カップ麺の基本スタイルです。
麺はわかめラーメンシリーズではおなじみの中細タイプで縮れがついた感じスタイルに見えます。
粉末スープはそれほど目立ちませんが、わかめやごま、大豆加工品などのかやくがたっぷり入っているのが見てとれます。
ここにお湯を注ぎふたをして3分で出来上がります。
調味油の小袋はふたの上であたためておくことをお勧めします。

カップの中に仕上げの際に入れる調味油の小袋が封入されています。
エースコックの縦型カップ麺の多くは小袋をふたの上に添付するスタイルは少なく、カップに封入するスタイルが主流となっています。
取り出すときに粉末スープが表面に付着しがちで、粉末を落とした状態で撮影していますが取り出すときに手が汚れてしまいそうなくらい粉末が付着していました。

出来上がりはこのような感じになりました。
3分経過後ふたを開けてかやくが沈まないように軽く麺をほぐしつつ、調味油を加えて軽くスープをなじませて撮影しました。
実際食べる前にはしっかり麺をほぐし、スープをしっかりなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆなどを合わせた油揚げタイプの中細縮れ付き麺です。
麺の素材構成はレギュラー品の丼型カップのわかめラーメン、ごま・しょうゆ味と同じです(配合などは若干違うかも)。
3分でほどよいかたさで口当たりなめらかな麺に仕上がります。
レギュラー品にはあまりない醤油系の風味ではないスープにもよい感じにマッチしており、おいしく食べ進んでいけそうです。
麺量は70gとこのサイズのカップ麺としては平均的な量なので量感はよく感じると思います。

スープはチキンエキス、乳化油脂、食塩、鶏油、難消化性デキストリン、植物油脂、チキンパウダー、おからパウダー、砂糖、ポークコラーゲン、香辛料、たんぱく加水分解物、オニオンパウダー、酵母エキス、鶏レバーパウダー、チキン調味料、全卵粉などを合わせた塩味仕立てです。
添付の調味油は鶏油を中心とした液体で、仕上げ時に加えるとスープにコクが増してきます。
鶏だし塩スープというと澄んだ色のものを想像する方もいると思いますが、白濁した鶏白湯スープに仕上げられています。
結構さらっとしておりとろみはついておらず、鶏の旨味を最大限に生かしたものというよりは鶏の旨味をメインに香味野菜などを合わせてあっさり感のあるものに仕上げられています。
からだシフトシリーズの健康志向のイメージもあり、塩分やカロリーは多少控え目に仕上げているものとみられます。
こってり系の鶏だしスープではないので、クセもなく多くの人においしく味わえるものにしあっています。

かやくはごま、わかめ、大豆加工品、コーンです。
レギュラー品のごま・しょうゆ味とかやくの構成のイメージが受け継がれているのはたっぷりのわかめとごま、それにコーンです。
この一杯のオリジナル具材として挙げられるのはそぼろ状にちりばめられている大豆加工品です。
大豆加工品はそぼろ状になっていることから肉具材をイメージしたものと思われますが、レギュラー品には肉具材やそれに相当するような具材は含まれていないのでちょっと新鮮なイメージです。
大豆には食物繊維が多く含まれているので、レタス2個分の食物繊維をアピールするこの一杯にはもってこいの具材ともいえます。
かやくの量感はたっぷりのわかめはもちろんのこと、ごまや大豆加工品も多く入っており寂しい感じはしないと思います。

わかめラーメンシリーズでは今まであまりなかった鶏だし塩スープに、健康志向のたんぱく質や食物繊維を多くとれることをアピールしたいつもと違ったイメージの一杯です。
昨年にも販売されていますが、今回販売分もカロリーや食塩相当量、成分表示などが変わっていないようなので昨年販売品と同等のもののようです。
いつものわかめラーメンの変わらずたっぷりのわかめがおいしく味わえるという点はしっかりとおさえながら今までのわかめラーメンとは違ったイメージを感じさせてくれる一杯です。
鶏だし塩味スープはあまりクセのないあっさりした感じで、また味わいたくなるようなおいしさを感じさせてくれます。
なんといってもこの一杯の主役はわかめなんだと感じさせてくれるほどのたっぷりなわかめを楽しめるのはエースコックのわかめラーメンならではです。
三菱食品とのコラボ企画品ということもあり同じ三菱商事の傘下企業であるローソンでの限定販売なのはグループの販売戦略によるところも大きいのでしょうが、一般販売にしても話題性のある商品になると思います。
この一杯が気になる方はお近くのローソンのお店へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
ごちそうさまでした。