金ちゃん ねぎらーめん

「金ちゃん　ねぎらーめん」

推奨調理時間　熱湯３分　内容量　１０６ｇ（めん７２ｇ）　４１５kcal　食塩相当量　６．１ｇ

金ちゃんブランドでおなじみの徳島製粉のカップ麺を紹介します。
金ちゃんブランドで一番有名なのは縦型カップ麺の金ちゃんヌードルです。
西日本を中心に親しまれている金ちゃんシリーズですが、金ちゃんヌードル以外にもいろいろな商品がラインナップされています。
今回紹介するのは「金ちゃん　ねぎらーめん」です。
このブログでも２０２０年ごろに一度紹介しているのですが、時々食べたくなるおいしさなので久しぶりに食べてみたので記事にすることにしました。
白ねぎと魚介の旨みとコクのあるラー油のピリ辛さのあるスープが特徴の一杯です。
商品自体は前回記事にしたときのものからリニューアルはされていないようです。

外側のパッケージをはがすと内ふたには作り方が説明されたイラストが描かれていました。
この内ふたが一般的なカップ麺のふたの部分にあたります。
これを半分くらい（ここまではがすのサインがあります）はがして作り始めます。

カップの中には液体スープ（後入れ）とかやく（先入れ）の２袋が入っています。

麺は白っぽい感じのちぢれ付き油揚げ麺です。
太さは中細よりは少し太い感じでしょうか？
ここにかやくを入れてお湯を注ぎ３分で出来上がります。
スープは後入れタイプの液体スープで、ふたの上であたためてことが推奨されています。

出来上がりはこのような感じになりました。
３分経過後ふたを開けて麺を軽くほぐし、液体スープを加えてかやくが沈まないようになじませて撮影しました。
この状態ではしっかり麺をほぐしていないので、食べる前にしっかり麺をほぐしてよくスープをなじませています。

麺は小麦粉、植物油脂、食塩、醤油、蛋白加水分解物を配合した油揚げタイプの縮れ付き麺です。
３分で少しかためな感じに仕上がった麺は、スープとよく絡みピリ辛なスープの風味にも負けない感じのものに仕上がっています。
醤油を配合した味付麺で、メーカーのホームページの商品案内にもほどよい味つけのしなやかな麺となっています。
見た目が白っぽいこともあって味付麺のイメージがあまり感じられず、実際食べた感想も味付麺ではない一般的な麺との違いはあまり感じられませんでした。
麺量が７２ｇと大盛サイズを名乗っていない丼型カップ麺では多めな方で、少し太めの麺とも相まってボリューム感は高く感じると思います。

スープは醤油、食塩、かつお節エキス、植物油脂、肉エキス（ポーク、チキン）、醸造調味料、糖類、蛋白加水分解物、昆布エキス、椎茸エキス、香辛料などを合わせたピリ辛醤油味仕立てです。
液体スープでベースの醤油味とピリ辛成分がひとまとめになっています。
ベースにある醤油味スープ自体はすっきりあっさりな感じなのですが、ピリ辛成分のもとであるラー油の風味が大きく味を決定づけています。
スープの色はラー油の色味が強いものに仕上がり、ピリ辛風味をイメージさせるような見た目になっています。
ピリ辛感は結構しっかり感じられますが、辛さに強いほうではない私でも途中で嫌にならず味わうことができる感じの良い辛さに仕上がっています。

かやくは味付豚肉、ねぎ、味付えびです。
それほどかやくがたっぷりという感じがしないのはちょっと残念なところではあります。
白ねぎの量とサイズが目立っていたので、かやくはねぎだけのように見えるのですが量は控えめでカットは大きくないものえびや肉具材も味わいのよいものが入っています。
えびはほどよい感じの香りと味つけがなされており、ヌードル麺によくあるえびと見た目は似ていますが味はこちらのほうがおいしく感じます。
ねぎらーめんなので主役はねぎですがで白ねぎの食感はいいのでおいしく味わえるのですが、どうしても肉具材やえびの量がちょっと残念な感じがしてしまいます。

ピリ辛のしょうゆ味スープにボリューム感のある麺が印象的な一杯です。
白ねぎの風味の良さも魅力なんですが、やはりラー油のきいたピリ辛スープが大きな特徴だと思います。
ねぎらーめんと名乗っていますが、ピリ辛ラー油ラーメンねぎ入りのような感じにとらえるとイメージしやすいと思います。
金ちゃんといえば縦型カップ麺が真っ先に思い浮かぶ方も多いと思いますが、丼型カップ麺にも特徴あるものがあることをおわかりいただけたかと思います。
以前に記事にした時と商品の内容は変わっていないようですが、諸コストの高騰により残念ながら販売価格は上がってしまっています。
金ちゃんの商品の主な販売エリアは西日本地域がメインなのですが、最近は東京周辺でも目にする機会が増えてきたようです。
金ちゃんの商品が日ごろからおなじみの方もあまりなじみがない方もこれを見かけた際には味わってみてほしい一杯です。
ごちそうさまでした。