マルタイ 味よか隊 大分鶏白湯ラーメン | ただいま考え中!

マルタイ 味よか隊 大分鶏白湯ラーメン

「マルタイ 味よか隊 大分鶏白湯ラーメン」

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 70g(めん55g) 332kcal 食塩相当量 4.0g

マルタイの丼型カップ麺味よか隊シリーズの一杯です。
味よか隊シリーズはは九州各地の味をカップ麺にした一杯で、2023年10月現在博多、熊本、鹿児島そしてこの大分の4種類のおいしさがあります。
この一杯は数種類のチキンエキスをベースに、大分県産のゆず皮粉末を使用してほんのりゆずの香りを感じる白湯スープ仕立てに仕上げた一杯です。
植物油脂100%でフライした細めんと鶏油の深い香りが広がる調味油もおいしさを感じさせてくれます。

カップの中には先入れ粉末スープと調味油の小袋が入っています。
他のカップめんの多くにみられるかやくの小袋がありません。成分表記にもかやくの項目はありません。
ちょっと残念ではありますが、かやくらしいものが含まれていないようです。
ねぎやゆず皮粉末はは粉末スープの袋の中に含まれています。

麺は細めの油揚げタイプで、軽く縮れがついているように見えます。
ここに粉末スープを加えてお湯を注ぎ3分で出来上がります。
調味油はふたの上であたためて置くことが推奨されています。

出来上がりはこのような感じになりました。
3分経過後ふたを開けて表面のスープの溶け残りなどを整理しつつ軽く混ぜて、調味油を加えた状態で撮影しました。
この状態ではあまり麺をほぐしていないので、食べ始める前にしっかり麺をほぐしています。

麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、卵粉を配合した細めの油揚げタイプです。
3分仕上げでほどよいかたさで軽くウエーブのついた感じの麺に仕上がりました。
味よか隊シリーズの麺は、全商品とも100%植物油でフライしたj細麺と紹介されており、材質構成も同じなので麺は仕上げ時間の同じ熊本や鹿児島とは同じもののようです。
もしかしたら、仕上げ時間2分の博多もよく似た感じの麺(材質構成の表記は同じで麺の見た目も似ています)なので、仕上がり時に少しかためにするために調理時間を短めに設定しているだけなのかもしれません。
まろやかな取り代湯スープとの絡みもよく歯ごたえのよいものに仕上がりました。
麺量は55gと丼型のレギュラーサイズのカップめんとしては少し控えめな方です。
具体的な数字を見るとちょっと寂しい感じはしますが、数字を知らなければそんなものかと思う程度の差だと思います。

スープはチキンオイル、チキンエキス、野菜粉末、食塩、砂糖、粉末油脂、ポークエキス、クリーミングパウダー、たん白加水分解物、香辛料、酵母エキス、ねぎ、ゆず皮粉末、ごま油などを合わせた白湯スープ仕立てです。
粉末タイプのスープと調味油からなっています。
粉末スープの中にねぎが含まれていますが、これは薬味的なものでかやくの一部とも考えられます(かやくの小袋はありません)。
ほのかにゆずの香りを感じる鶏白湯スープは、鶏油の入った調味油の働きもありコクとまろやかさのある少し濃厚なものに仕上げられています。

かやくはねぎだけとシンプルで、なにもかやくがないのも寂しすぎるのでとりあえずって感じもします。
かやくの小袋がないので粉末スープと同じ袋に封入されています。
細かい具材であり、薬味的な存在なので量はそう多くはありません。

大分のラーメンのイメージが全国的には博多や熊本のラーメンほどはっきりしたものではないのが現状だと思います。
この鶏白湯ラーメンは大分市周辺では人気のおいしさのようで、ゆずや鶏など大分をイメージさせるような素材を使いながら、九州イコールとんこつのイメージも打ち破る一杯を作り上げています。
かやくもねぎだけとシンプルで飾らず、麺とスープで勝負という感じが地元のメーカーらしいと思います。
味よか隊シリーズはお手頃で九州各地のおいしさを手軽に楽しめるシリーズとしてこれからも続いていってほしいものです。
この味よか隊シリーズは現在この大分以外にも博多、鹿児島と熊本のものが出ています。
これらも食べ比べてみるといろんなおいしさに出会う事ができそうです。
ごちそうさまでした。