エースコック タテロング 飲み干す一杯 地鶏と鴨だしの芳醇中華そば | ただいま考え中!

エースコック タテロング 飲み干す一杯 地鶏と鴨だしの芳醇中華そば

「エースコック タテロング 飲み干す一杯 地鶏と鴨だしの芳醇中華そば」

 

 

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 99g(めん70g) 408kcal 食塩相当量 7.2g

2023年6月に発売されたエースコックの飲み干す一杯シリーズの一杯を紹介します。
「本格×こだわりメニュー」で支持されているこのシリーズより、阿波尾鶏と国産鴨のエキスをふんだんに使用した新商品が登場しました。
商品名は「タテロング 飲み干す一杯 地鶏と鴨だしの芳醇中華そば」です。
タテロングはエースコックにおける縦型ビッグサイズのカップ麺(本記事では縦型ビッグサイズと書きます)の呼び名です。
レギュラー販売されている飲み干す一杯シリーズはレギュラーサイズのものですが、今回しうお買いする一杯は縦型ビッグサイズカップの商品です。
阿波尾鶏と国産鴨のエキスをふんだんに使用した芳醇な旨みの醤油味スープと滑らかさと歯切れの良さが特長の丸刃の麺がセールスポイントの一杯です。

 

この商品には2つの小袋が添付されています。
青の小袋は液体スープで、緑色の小袋は調味油です。
液体スープの小袋はカップの中に封入されており、調味油の小袋はふたの上に添付されています。
エースコックの縦型カップ麺でふたの上に小袋が添付されているタイプは少ないのですが、カップの中にも小袋が入っていることもありふたにお上にも添付されているものと思われます。
過去にはカップの中に2つの小袋が入っている商品もあったので、この辺りの使い分け基準はある意味謎です。

ふたを開けてカップの中に入っていた液体スープの小袋を取り出した後のカップの中の様子です。
麺、スープの素、かやくがセットされている縦型カップ麺ならではのスタイルです。
麺は縮れの少ないタイプのもので、麺の隙間に粉末スープが見られます。
縦型ビッグサイズのカップ麺なので麺のボリューム感はなかなかのものに感じますが、かやくがかなりまばらな感じがちょっと残念に思います。
ここにお湯を注ぎ3分で出来上がります。
2つの小袋はふたの上であたためておくことをお勧めします。

出来上がりはこのような感じになりました。
3分経過後ふたを開けて調味油と液体スープの小袋を加えてある程度なじませた状態で撮影しました。
撮影時には麺にはあまり手を加えていないので食べる前にしっかり麺をほぐしさらによくスープをなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、植物性たん白、食塩、しょうゆ、卵白粉などを配合した油揚げタイプの縮れの少ないタイプのものです。
メーカーのプレスリリースにある麺の紹介には滑らかさと歯切れの良さが特長の丸刃のめんとあります。
3分で程よいかたさで、噛み応えがよく歯切れのよい感じの麺に仕上がります。
スープとの絡みもほどよい感じでおいしく食べ進むことができます。
縦型ビッグサイズなので麺量は70gとなっており、量感もいい感じです。

スープはチキンエキス、糖類、しょうゆ、植物油脂、食塩、鶏油、豚脂、粉末しょうゆ、たん白加水分解物、おからパウダー、香辛料、合鴨エキス、酵母エキス、魚介エキス、チキン調味料、ポークコラーゲン、チキンパウダー、ポーク調味料、香味調味料、全卵粉などを合わせた醤油味仕立てです。
カップの中に含まれる粉末スープでベースを調え、商品に添付されている液体スープと調味油の小袋で味を調えて仕上げます。
チキンをベースに魚介の旨みを加え、鴨の旨みや鶏油の風味が広がる醤油スープです。
レギュラー販売品の鴨だし中華そばのスープは焦がしねぎの風味を加えてあり、特徴ある香りがしますがこちらのスープはそこまで強い香りを持つものは加えられていないようです。
鴨や鶏の旨味がほどよく感じられ、すっきり感のあるスープに調味油が加わって少し後を引く感じに仕上がっており、飲み干す一杯の商品コンセプトにある最後まで飲み干したくなるスープに仕上がっています。

かやくは味付鶏肉そぼろ、ねぎです。
レギュラー販売品の鴨だし中華そばでは肉具材はなく大豆そぼろになっていますがこちらでは鶏肉そぼろが採用されています。
残念ながらかやくはまばらと言っていい感じで、あまり存在感を感じることがありませんでした。
それならいっそ鶏そぼろは大豆そぼろにして、もう少し量を増やしてもよかったのではと思います。

レギュラー品の飲み干す一杯のコンセプトである最後まで飲み干したくなるスープと食べごたえのある大盛サイズの麺が味わえる嬉しい一杯です。
こだわりの素材を使った醤油味スープは地鶏や鴨の旨みがよく出たおいしさで、まさに飲み干したくなるスープを演出しています。
少し残念だったのはかやくがあまりに寂しすぎることでしょうか?
最近の原材料価格などの高騰で、商品の販売価格が上がっているので高くなりすぎないようにコスト管理がかなり厳しくなっている分がかやくにしわ寄せが出ているのかもしれません。
全体的には満足度の高いものに仕上がっていると思いますが、コンビニでの販売価格は税込300円程度になり気軽に購入するとまではいかなくなっています。
比較的お手頃な商品の価格も上がっているのでこれだけが高くなっているわけではありませんが、この記事を書くまでに数回購入していますが正直ちょっと高いなと感じてしまいました。
私たちのカップ麺に対するイメージもこの価格高騰が進むにつれ少しずつ変わっていくのかもしれませんが、おいしく味わえるものはちょっと高くても何度も味わいたくなる気持ちは変わらないと思います。
私はこの一杯、リピートしたくなりました。(まだ1個ストックしてます)
皆さんもこの一杯が気になる方は、コンビニやスーパーのカップ麺売場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
ごちそうさまでした。