セブンプレミアム カレーヌードルBIG | ただいま考え中!

セブンプレミアム カレーヌードルBIG

「セブンプレミアム カレーヌードルBIG」

 

 

 

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 120g(めん85g) 546kcal 食塩相当量 6.0g

セブン&アイグループのPBブランド、セブンプレミアムの縦型ビッグサイズのカップ麺を紹介します。
正式にはいつから発売されているのかわかりませんが、2023年2月中旬にセブンイレブンのカップ麺売場で大きく展開されていました。
最近の原材料価格の高騰や円安、諸コストの高騰などでカップ麺の販売価格もメーカーブランド品を中心に値上げが続きブランドにこだわらず比較的お手頃価格のPB商品に注目が集まっているようです。
そんな中登場したのがセブンプレミアムのヌードルBIGシリーズは、今回紹介するカレーヌードルBIGの他、シーフードヌードルBIGと醤油ヌードルBIGに加え担々麺BIGの4種類が販売されています。
今まで記事では3種類と紹介していましたが、たまたま担々麺BIGを見落としていたのか入ったお店が3種類しかなかったのかは定かではありませんが4種類が販売されているのを確認しました。
パッケージの上部分に赤地に白抜きの文字で「BIG」とたくさん書き連ねられているデザインが大盛サイズであることをアピールしています。
しなやかでつるつるした食感の麺にビーフやポークのエキスの香辛料や香味野菜をほどよく合わせた味わい深いカレースープががセールスポイントの一杯です。
販売者はレギュラーサイズ品と同じくサンヨー食品で製造はサンヨー食品の製造部門ともいえるグループ会社の太平食品工業です。

 

カップの中に麺や具、スープの素がセットされている縦型カップ麺の基本スタイルです。
お湯を注ぐ前の状態ではありますが、大盛サイズだけあって麺のボリューム感はなかなかのものです。
カレー粉などの粉末スープが多めなのでかやくはその中に埋もれているような感じですが、醤油ヌードルやシーフードヌードルに比べると少しかやくの量感が控えめな感じがしました。
ここにお湯を注ぎ3分で出来上がります。

出来上がりはこのような感じです。
3分経過後ふたを開けて軽く麺をほぐしつつ、スープの溶け残りを溶かしつつなじませないと実際より濃い感じの写真になりそうだったのである程度スープをなじませて撮影しました。
撮影後実際に食べる前にはさらにしっかり麺をほぐしスープをよくなじませています。

麺は麺は小麦粉、植物油脂、でん粉、食塩、チキンエキス、砂糖、しょうゆなどを合わせた縮れつきの平打ち風油揚げ麺です。
レギュラーサイズのセブンプレミアムのカレーヌードルと同じ構成品目で、醤油ヌードルとは構成品目が少し異なるので別仕様の麺になっています。
3分仕上げでほどよいかたさに仕上がり、濃いめのカレースープにも負けない存在感のある噛み応えのある麺が食欲を誘いおいしく味わえるものに仕上がりました。
麺の量は85gと人気ブランドのビッグサイズ商品と遜色ありません。

スープは糖類、カレー調味料、食塩、豚脂、香辛料、小麦粉、焙焼小麦ふすま、玉ねぎ調味料、ポテトパウダー、ビーフ調味料、ポーク調味料、酵母エキス、乳等を主要原料とする食品、発酵調味料、調味油脂、しょうゆなどを合わせたカレー味仕立てです。
レギュラーサイズのカレーヌードルと構成品目や表記が若干異なりますが、大筋では同じイメージの味付になっているようです。
有名なヌードルのカレー味のスープに近いイメージのにスープになっていますが、あちらより濃い感じに仕上がりとろみが少し強く辛さが少し強く感じられます。
少し辛さを印象付けるような風味に仕上がっており、独自のファンをつかもうと言う努力がうかがえます。
今までのなじみの味に近いながら少し違うおいしさを味わうのも楽しいものです。

具はフライドポテト、鶏・豚味付肉そぼろ、にんじん、たまねぎ、ねぎです。
具材の構成は事実上のスタンダードとなっている日清のカップヌードルシリーズと似た感じのものになっています。
カレーヌードルのイメージを作り上げ、事実上標準となっている商品を意識せざるを得ないのかもしれません。
醤油ヌードルBIGやシーフードヌードルBIGに比べるとかやくのたっぷり感に若干欠けるような感じがしましたが、そこそこの量感は確保されています。
ポテトのカットは大きめでほくほく感もあっておいしく、肉具材の旨みもよい感じです。
有名な商品のイメージを意識しつつも、具材のカットの大きさや見た目を少し違う感じにするなどオリジナリティを演出する工夫されています。

この時期に大盛サイズが登場したのはやはりお手頃価格でガッツリ食べたいというニーズが相当根強いのかもしれません。
コンビニにおける大盛サイズの縦型カップ麺は有名なブランドのBIGシリーズが定番で販売されている店舗も多いと思いますが、最近の価格高騰の波がコンビニにおけるカップ麺の売れ筋にも変化をもたらしているとの報道もちらほらみられるようになってきました。
そこで大盛サイズにも人気商品に真っ向から対抗する商品を投入し大盛派のニーズの取り込みを図る動きに出たものと思われます。
他チェーンのPBの縦型カップ麺は、有名なブランドの商品と真っ向から対抗することを避けた商品展開をしているように見えますが、他チェーンでも大盛サイズの商品にも力を入れる動きも見られます。
いまの諸コスト高騰の流れの中、カップ麺界にも新たな流れを作り出すことになる可能性を感じさせるこのシリーズはまさに注目の一杯だと思います。
有名ブランドの商品のイメージ意識つつ独自の魅力を加えながらお手頃価格を実現しているので店頭で十分対抗できる商品だと思います。
この商品はセブンプレミアムでもコンビニ向けの商品で、セブンイレブンでの限定販売となっています。
これが気になる方はセブンイレブンのカップ麺売り場を覗いてみてください(地域や店舗によっては取り扱いのないところがあるかもしれません)
ごちそうさまでした。