サンポー 九州三宝堂 彩り野菜の長崎ちゃんぽん | ただいま考え中!

サンポー 九州三宝堂 彩り野菜の長崎ちゃんぽん

「サンポー 九州三宝堂 彩り野菜の長崎ちゃんぽん」

推奨調理時間 熱湯5分 内容量 92g(めん65g) 412kcal 食塩相当量 5.1g

2021年に創業100周年を迎えた九州の麺メーカー、サンポー食品がさらに九州のうまいを届けたいと言う想いを込め、2022年2月にブランドリニューアルを行い九州三宝堂シリーズが登場しました。
九州三宝堂登場以前からのサンポーのご当地シリーズはあまり統一されたイメージがなかったのですが、九州三宝堂ブランドでは九州のご当地の味をシリーズ化展開しています。
以前当ブログでもこの九州三宝堂シリーズの久留米ラーメンを紹介しましたが、今回紹介するのは彩り野菜の長崎ちゃんぽんです。
2023年2月現在、九州三宝堂シリーズは今回紹介する彩り野菜の長崎ちゃんぽん、前回紹介した久留米ラーメン、そのほかに高菜博多ラーメン、海苔佐賀しょうゆラーメンの4種類のラインナップになっています。
魚介の風味と炒めた野菜の香りをきかせた濃厚なコク旨スープと長崎ちゃんぽんの特長であるプリプリとした歯切れのよい太めんがセールスポイントの一杯です。

カップの中にはかやく(先入れ)、粉末スープ(先入れ)、調味油の3袋が入っています。

小袋を取り出した後のカップの中の様子です。
麺は丸みを帯びた少し太め(中太麺くらいに見えます)の油揚げ麺です。
ここに粉末スープとかやくを入れてお湯を注ぎ5分で出来上がります。
調味油はふたの上であたためておくことをお勧めします。

出来上がりはこのような感じになりました。
5分経過後ふたを開けてかやくが沈まないように気を付けつつ麺をある程度ほぐし、スープをなじませて撮影しました。
実際食べる前にはさらにしっかり麺をほぐして食べ始めています。

麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、食塩、植物たん白などを配合した油揚げタイプで軽く縮れのついたものです。
麺は5分で少しかために仕上がり、丸みを帯びた少し太めの麺は長崎のちゃんぽんのイメージをうまく再現しています。
口当たりがよく噛むとパツンと切れる感じの食感が印象的です。
量は65gとレギュラーサイズの丼型カップ麺では標準的な量なので大盛上等なガッツリ派でなければ十分満足できると思います。

かやくはキャベツ、きくらげ、コーン、かまぼこ、にんじんです。
リニューアル前に比べ具材の品種は増えましたが、海鮮由来の具材はかまぼこだけになりあとは野菜の具材になっています。
写真でもある程度わかると思いますが、具のボリューム感はそこそこ良い感じに見えます。
彩り野菜とパッケージにも書かれているように、かやくは彩りのよいものが入っています。

スープは豚脂、ポークエキス、食塩、香辛料、しょうゆ、デキストリン、糖類、魚介エキス、ホエイパウダー、植物油脂、かつお節粉末、野菜エキス、しいたけエキスなどをあわせた白湯スープ仕立てです。
魚介や豚のエキスに野菜の旨味をあわせた白湯スープは、案外さらっとした感じながら濃厚感とコクがありおいしく味わえ長崎のちゃんぽんのイメージをうまく再現しています。

九州三宝堂シリーズになってさらに九州の味のイメージを強くアピールしていると思います。
オリジナルのロゴが入ったデザインはお店でも目立ちそうで、4種とも全部並んでいれば選ぶ楽しみも増えそうです。
私の住んでいる地域ではサンポーの商品は棒ラーメンか九州とんこつ味焼豚ラーメン以外のものは店頭で見かけることが極めて少なので、このシリーズがフルラインナップで棚に並ぶことはまずないのが残念です。
もうひとつの九州の大手メーカーであるマルタイのちゃんぽんカップに比べると残念ながら店頭で見かけることが少ないかもしれませんが、見かけた際にはお求めになってはいかがでしょうか?
コクと濃厚感のあるまろやかなスープとほどよいかたさで歯切れのよい感じに仕上がる麺がおいしく味わえる一杯です。
ごちそうさまでした