日清 麺職人 濃いだしあごだし | ただいま考え中!

日清 麺職人 濃いだしあごだし

「日清 麺職人 濃いだしあごだし」

 

推奨調理時間 熱湯4分 内容量 88g(めん65g) 276kcal 食塩相当量 5.7g 全粒粉配合ノンフライ麺

2022年3月に発売開始され、日清麺職人シリーズの仲間に加わった濃いあじあごだし味を紹介します。
今回紹介するのは発売開始後2022年8月に早くもリニューアルを迎えたバージョンです。
リニューアルのポイントは、麺職人の特徴である全粒粉入りのノンフライ麺に昆布エキスが配合された新ごちそうノンフライ麺です。
小麦の香りや風味を感じられる全粒粉入りの麺に 昆布の旨みを加えた「新ごちそうノンフライ麺」と、焼あごの香ばしい風味とだしの旨みをきかせた味わい深い醤油スープがセールスポイントの一杯です。

カップの中には先入れ式かやくと後入れ式の液体スープの小袋が入っています。

小袋を取り出した後のカップの中の様子です。
ノンフライ麺が特徴の麺職人シリーズの中でもストレート麺を採用したものは、お湯を注ぐ前の麺の見た目は格好美しく感じます。
ここにかやくを入れてお湯を注ぎ4分で出来上がります。

出来上がりはこのような感じになりました。
4分経過後ふたを開けて、かやくが沈みこまないようにしながら麺をよくほぐし液体スープを加えてよくなじませて撮影しました。
撮影後実際食べる前にはさらにしっかり麺をほぐし、スープをよくなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、小麦全粒粉、食塩、しょうゆ、こんぶエキス、卵粉、大豆食物繊維、植物油脂、チキン調味料などを配合したノンフライ麺です。
全粒粉入りのしなやかなノンフライ麺は麺職人シリーズの大きな特徴で、スープの味に合わせて中細ストレート麺、極細ストレート麺、太ちぢれ麺が使い分けられており、この濃いだしあごだし味では中細ストレート麺が採用されています。
昆布の風味が配合された麺は、4分仕上げで見た目にも見事にストレート感のある細目で美しいものに仕上がっています。
全粒粉配合の麺に見られる独特の粒のようなものも所々に見られ、少し強めのコシのある、口当たりなめらかで歯切れのよい感じの麺が濃い味のスープにもほどよく合っています。
麺に含まれた昆布の風味は、そう強いものではなく隠し味的な位置づけになっているようです。
麺量は65gとレギュラーサイズの丼型カップ麺では平均的な感じの麺量なので、ガッツリ大食いな気分な時は別としておおむね満足感は得られると思います。

スープはしょうゆ、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、焼あごエキス、チキンエキス、にぼしエキス、にぼし調味油、しいたけ調味料などを合わせた醤油味仕立てです。
液体スープになっており、仕上げ時に投入するスタイルのスープはすぐにカップ全体になじんでいきます。
濃い目の醤油味に焼あご(トビウオ)の風味が強く感じられる醤油だれが主体のスープは、チキンやにぼし、香味野菜などの旨みを合わせた香りがよく味わい深さを感じさせてくれるものに仕上がっています。
ちょっと濃いめに感じる分塩分は強めに感じてしまうかもしれませんが、同シリーズの醤油味に比べ食塩相当量は0.2g多いだけにとどまっています。

かやくは卵、魚肉練り製品、ねぎです。
卵はかきたまタイプで、魚肉練り製品は花形かまぼこになっています。
かやくは先入れ式で細かい具材が多く量感はあまり期待できません(残念)が、濃い目のスープに彩りを添えるような存在になっています。

醤油ラーメンのスープと言えば鶏ガラスープが一般的だったのも今は昔。
貝だしやあごだしなど、魚介系の旨みを使用した醤油スープも定着してきており、あごだしスープも一つのジャンルとして定着した感があります。
少し特徴的な香りとすっきり感のある甘みとコクを感じる旨みが印象に残るものに仕上がっています。
細目ながらも口当たりがよくコシの強めな麺との相性もばっちりです。
麺職人シリーズのレギュラー品で、しょうゆ味のものが2品目あるので両方食べ比べてみるのもおすすめです。
これが気になる方は、コンビニよりはスーパーのカップ麺売場を覗いてみることをお勧めします。
ただ、以前からある醤油味と比べると取り扱っているお店が若干少な目かもしれません。
ごちそうさまでした。