セブンプレミアム 小えび天の天ぷらそば(丼) | ただいま考え中!

セブンプレミアム 小えび天の天ぷらそば(丼)

「セブンプレミアム 小えび天の天ぷらそば(丼)」

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 101g(めん72g) 468kcal 食塩相当量 6.0g

セブン&アイグループのPB、セブンプレミアムのカップ麺を紹介します。
今回紹介するのは丼型カップの小海老天の天ぷらそばです。今年の秋か冬頃にリニューアルしているようで以前と少しパッケージ熱量、食塩相当量が変わっています。
またふた部分に書かれた商品名が単なる天ぷらそばから商品の特徴を表したとみられる小えび天の天ぷらそばに変わっています。
この商品とは違った丼型カップの天ぷらそばしか見たことないという方も多いと思いますが、主としてイトーヨーカドーやヨークベニマル、イズミなどのセブンプレミアムを取り扱うスーパー向けの商品で北日本や北海道など一部の地域を除きセブンイレブンでは販売価格も違う別仕様のものが販売されているためです。。
なめらかで歯ごたえのある黒目の色調のそばに醤油をベースにかつおと昆布のだしを利かせたうまみのある味わい深いつゆがセールスポイントの一杯です。
製造はマルちゃんでおなじみの東洋水産です。

カップの中には粉末スープの袋が1つ入っています。
七味唐辛子の付属していないシンプルなスタイルです。
この商品を製造している東洋水産のメーカーブランド品と比較すると、緑のたぬきとは違ってお手頃価格ブランドの和庵と同じようなイメージです。

麺と天ぷらなどのかやくはカップの中にセットされています。
麺は中細程度の太さで縮れつきの昔ながらのカップそばの麺のスタイルを受け継いでいます。
一部地域を除くセブンイレブンで販売されている日清食品製の天ぷらそばはストレートタイプの麺なのでかなり麺のイメージが違います。
天ぷらは一枚物のかき揚げタイプで、大きさはメーカーブランドのカップ天ぷらそばとほぼ変わらない感じです。
他に目立ちませんがかまぼこも入っています。
ここに粉末スープを加えてお湯を注ぎ、3分で出来上がります。

 

出来上がりはこのような感じになりました。
3分経過後ふたを開けて、スープの溶け残りを解消し麺を軽くほぐすなど表面を軽く整理して撮影しました。
実際食べる前にはしっかり麺をほぐし、よくスープをなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、とろろ芋、卵白などを配合した縮れつきの油揚げ麺です。
素材構成は緑のたぬきと同じですが、配合比などは違うかもしれません。
3分でほどよいかたさに仕上がり、ざらつきの少ないなめらかな口当たりのそばに仕上がりました。
麺の太さは中細程度でしょうか、縮れがついているので適度にスープとの絡みもよい感じです。
お手頃価格なのに麺量は72gと緑のたぬきと同レベルなので、量感は満足できると思います。

かやくは小えび天ぷらとかまぼこです。
スープの分類になっているねぎも広い意味でかやくの一種と考えてよいと思います。
先のせ式で3分たった時点でつゆを吸い込んで大きくふくらみ、ほどよくスープが染みてふんわり感のあるものに仕上がりました。
ふんわり感のあるやわらか天ぷらが好みの方には嬉しい感じの仕上がりです。
適度にえびの香りと風味が感じられる天ぷらなので、価格志向の商品に散見されるチープな感じはしないと思います。
また価格志向の商品だとメーカーブランドのものや他社PB商品の一部には入っていないかまぼこも入っているのはささやかながらも好感が持てます。

スープは食塩、砂糖、しょうゆ、粉末かつおぶし、こんぶエキス、たん白加水分解物、粉末煮干し、ねぎ、香辛料、植物油などを合わせた醤油味仕立てです。
鰹だしとこんぶの旨みがきいた、醤油の風味が強めでそこに砂糖などを加えた甘辛い感じのものに仕上がっています。
リニューアル前と比べると少し構成品目が変わっており若干味の見直しが行われたようです。
主として販売されているイトーヨーカドーなどの出店エリアが東日本に多いこともあるためか、東日本風の味付に近いものに仕上げられていますがそばのスープに関しては全国的にもうどんスープほど極端に違うようでもないので西日本地域の方もおいしく味わえると思います。
少し七味などの香辛料も含まれているようで、ちょっとピリッとした感じも楽しめます。

お手頃価格のPB商品ながら麺量は緑のたぬき並みを実現しており、価格志向の商品に時折みられるチープ感を感じさせない仕上がりになっています。
原材料価格や配送コストなどの高騰でいろいろなものの価格が値上がりしている中、リニューアル前と変わらずお手頃価格を実現しており、かなりコスパは高いと感じられるものに仕上がっています。
東日本で好まれる味付をもとにした商品ですが、イトーヨーカドーの関西地区の店舗やセブンプレミアムの商品供給を受け西日本を中心に店舗展開しているイズミのお店でもこの商品が販売されています。
それらの地域ではメーカーブランドの天ぷらそばでは地域に合った味のものを販売しているので、東日本で好まれる味の天ぷらそばを味わってみたい時にはこの商品が注目の存在になると思います。
この一杯が気になる方は、セブンアンドアイグループでもスーパー(イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマートなど)やイズミ(ゆめタウンなど)のお店に足を運んでみてください。
※北海道・北日本地域の一部のセブンイレブンでも販売されています。
ごちそうさまでした。