エースコック スーパーカップ1.5倍 濃コクとんこつ | ただいま考え中!

エースコック スーパーカップ1.5倍 濃コクとんこつ

「エースコック スーパーカップ1.5倍 濃コクとんこつ」

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 111g(めん90g) 492kcal 食塩相当量 6.1g

エースコックのスーパーカップ1.5倍シリーズの濃コクとんこつ味を紹介します。
2018年秋にレギュラー販売品が麺量100gのガッツリMAXタイプのスーパーカップMAXシリーズに進化していますが、2022年6月のリニューアルでMAXシリーズがなくなり1.5倍シリーズに再び組み込まれることン位なりました。
いわば原点回帰とも言えそうな今回のリニューアルは、MAXシリーズで展開していた時期に開発された「THEのどごし麺」を採用し、滑らかなのどごしとしっかりした食感を併せ持つ豚骨ラーメンらしいめんと、数種のポークエキスを使用してまろやかに仕上げガーリックをアクセントに利かせることで後を引くおいしさに仕上げた豚骨スープがセールスポイントの一杯です。
※パッケージデザインは購入時期によって若干異なる可能性があります

カップの中に先入れ式のかやく入り粉末スープと後入れ式の液体スープの2袋が入っています。

麺は細めの油揚げタイプの麺です。
スーパーカップ1.5倍シリーズの麺量90gのボリューム感が目立ちます。
ここにかやく入り粉末スープを加えてお湯を注ぎ3分で出来上がります。
お湯を注ぐときは粉末スープを溶かすようにしていきます。
液体スープの小袋はふたの上であたためておくことが推奨されています。

出来上がりはこのような感じになりました。
3分経過後ふたを開けてほほそのままの状態に液体スープを加えて軽くなじませてから撮影しました。
実際食べる前に、しっかり麺をほぐしてスープもよくなじませています。

麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、しょうゆなどを合わせた油揚げタイプの麺です。
麺に醤油を配合した味付麺になりましたhが、豚骨ラーメンにふさわしい細麺なのはMAXシリーズ時代と変わりありません。。
3分でほどよいかたさに仕上がり、口当たりのよい弾力のある麺が味わえます。
90gの麺量のボリュームはMAXシリーズの100gには及びませんがかなりのボリューム感が感じられ、最後まで麺の食感が持続する感じで食べ進んでいけます。
食べ終わるころには満足感で満たされた感じになるのがスーパーカップの魅力のひとつです。

スープはかやく入り粉末スープ(先入れ)と液体スープ(後入れ)の2種類の構成です。
成分表記もそれぞれ独立しており、かやく入り粉末スープはポークエキス、乳化油脂、食塩、砂糖、酵母エキス、香辛料、たん白加水分解物、乳等を主要原料とする食品、植物油脂(かやくと思われる成分は除いています)です。
液体スープはポークエキス、植物油脂、しょうゆ、豚脂、ガーリックペースト、チキンエキス、香味油が含まれており、スープの香りづけやポークの油分など味を調える役割があり、スープのうまみを作り出す重要な役割を持っています。
これらの2種類のスープが合わさり、コクがあって豚骨スープにしてはクセが少なくマイルドな感じで、アクセントに加えられたガーリックの風味が少し後味を残すようなスープに仕上げられています。
多くの人に受け入れられるような感じにするためか、豚骨スープ特有の臭みはあまり強くないものに仕上げられています。

かやくはごま、ねぎ、きくらげ、揚げ玉です。
実際の成分表記はスープとあわせて書かれていますが、かやくの部分だけ別に取り上げています。
かやく入り粉末スープという時点でかやくの量感はそれほど期待できない感がありますが、実際大きなカップに浮かぶかやくは大きさが細かいものが多いのでそれほど目立つ感じではありません。
とんこつラーメンのかやくははもともとシンプルなものが多いので、かやくはそこまで重要度が高いものではないのかもしれませんが寂しげな感は否めません。
揚げ玉はスープに溶け込んでしまうためかほとんど存在感がありませんでした(涙)
私の好きなきくらげも入っていますがたまに遭遇する程度で、見た目の大きさはまずまずでしたがキクラゲ特有のコリコリ食感はあまり楽しめませんでした。

MAXシリーズに比べると麺の量感はパワーダウンした感は否めませんが、さすがに歴史のあるスーパーカップなので麺の量感には満足できるものはあると思います。
コクのある豚骨スープもクセのない感じでおいしく味わえます。ガーリックの風味がついておりすこし後を引く感じが満足度を高めます。
MAXシリーズからの退化ともとられかねない原点回帰を決めた背景には、やはり原材料価格などの高騰に端を発するコスト上昇と価格のバランスが取れなくなりつつあるという現実に対する一つの答えなのかもしれません。
MAXシリーズを維持するための大幅価格アップより、原点回帰で量を減らしてでも大盛サイズでほどよい価格という路線を選んだものと考えられます。
残念ながらかやくの量感には少し寂しげな感じは否めませんが、スーパーカップシリーズではかやくは割り切ったものとなっていることが多くそれも個性だと考えることにしようと思います。
それでもスーパーカップシリーズはやはりガッツリいきたいときの味方だと感じさせてくれる一杯です。
ごちそうさまでした。