くらしモア ヌードルシーフード | ただいま考え中!

くらしモア ヌードルシーフード

「くらしモア ヌードルシーフード」

 

 

推奨調理時間 熱湯3分 内容量 69g(めん55g) 303kcal 食塩相当量 4.8g

くらしモアでおなじみのニチリウグループのPBカップ麺がリニューアルしていたので紹介します。
ニチリウグループは全国各地の有力な地域スーパーなどで構成するグループで、同グループの商品開発や共同仕入れなどを行う会社が日本流通産業(略称ニチリウ)です。
ニチリウグループのPBブランドはくらしモアというブランド名で、食品や雑貨、衣料品に到るまで幅広い商品展開が行われています。
くらしモアブランドのインスタント麺商品はカップ麺、袋麺を合わせると多くの商品があります。
このヌードルシリーズはマルちゃんとの共同開発商品で、パッケージにはマルちゃんのロゴとくらしモアのロゴが表示されています。
2022年夏ごろ大きくリニューアルが行われ、パッケージデザインが今までのイメージを一新するほどのものに変わっています。
今回紹介するヌードルシーフードは青を基調とした従来のデザインのイメージは尊重しつつ白を加えた新しいデザインのパッケージが斬新さをアピールしています。
この一杯は海鮮と野菜をベースにしたコクと旨みのスープがセールスポイントです。

カップの中は麺、具材、スープの素がセットされた縦型カップ麺の基本スタイルといえるようなタイプです。
お湯を注ぐだけで作る事ができる簡単でシンプルさが大きな魅力です。
ここにお湯を注ぎ3分で出来上がります。

出来上がりはこのような感じになりました。
3分経過後ふたを開け、ほぼ手を加えることなく撮影しました。
このあと実際食べる前には麺をしっかりほぐし、スープをよくなじませています。

麺は麺は小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、たん白加水分解物、チキンエキス、粉末野菜、発酵調味料、香辛料などを合わせた油揚げタイプの角ばった感じの縮れ付き麺です。
誰もが知っていると言って過言ではない有名なあのヌードルはスープの味によって麺の太さや配合を少しずつ変えているようですが、こちらの麺は太さはどうかわかりませんが成分構成はしょうゆ味と成分構成は同じ様です。
3分で少しやわらかめに仕上がった麺はシーフードヌードル特有の少し濃いめなスープにもほどよくマッチしておいしく食べ進んでいけます。
麺の量は55gと事実上標準とされる有名ブランドのシーフード味より5g少なくなっているので数字も意識して食べるとちょっと物足りない感はあるかもしれません。(実際はそんなに感じないかも)
同じような価格で販売されている他チェーンのPBと比べると量が控えめなので、そこはもう少し頑張って欲しいところです。
ただ原材料価格高騰のご時世、価格とクオリティを両立させるには少し控えめの麺量というのが適正なのかもしれません。

スープはポークエキス、食塩、粉末野菜、チキンエキス、たん白加水分解物、香辛料、魚介エキス、しょうゆ、乳等を主要原料とする食品、香味油脂などを合わせた白湯スープの塩味仕立てです。
野菜や魚介とチキンポークの旨みをあわせたコクのあるスープが食欲を誘います。
リニューアル前と大筋の構成は変わっていませんが、成分の配合比は変わっているようで表記の順番には変化が見られます。
ちょっと濃いめのスープに仕上がっており、コクのある風味がよく出たスープが印象に残るものに仕上がっています。

かやくはキャベツ、かに風かまぼこ、たまご、ねぎです。
これはリニューアル前と構成も表記の順番も変わっておらず重量比もそう変わっていないのではないかと思われます。
量感は価格相応な感じはしますが、有名な人気商品のヌードルの具材構成が実質上の標準になっておりそれを意識したものになっています。
こちらにはいかが入っていないなど少し違いはありますが、コスト面でハンデがある割には有名商品のシーフード味のイメージから大きく離れないものになっています。

PB商品でも製造者を明記していく方向に進んでいますが、これはPBとメーカーブランドの中間のようなイメージです。
PBブランドのロゴとメーカーのロゴが共存しており、有名メーカーとタイアップしたオリジナル製品というのをアピールしています。
しかしお手頃価格を持続的に実現するにはどこかでコストダウンをする必要があるのは否めない点で、他チェーンのPBと比べると量が控えめな傾向にあるのはコストダウンと関係があるのかもしれません。
量が控えめな分カロリーも控えめになるなど、別の効果も出ていますがそこを前面に打ち出してはいないようです。

有名な人気商品と比べると量は控えめですがお手頃価格が嬉しい一杯です。
ニチリウグループ加盟のスーパーならおそらくどこでも売っていると思います。
前に紹介したしょうゆ味や今回のシーフード味のほかカレー味やとんこつ味もあるので機会があれば紹介したいと思います。
ごちそうさまでした。

パッケージデザインが大きく変わったので今までと違ったイメージを感じますが、原材料などのコストが高騰していく中でクオリティを維持するための努力が見える一杯です。
くらしモアブランドのインスタント麺のリニューアルは、少し前に袋麺の5個パック商品でも行われておりあちらは製造メーカーの変更を伴う大きなリニューアルとなっています。
今回リニューアルされた商品を見て、デザイン変更によりイメージが大きく変わったためメーカーも変わったのかと思いましたが、おなじみのマルちゃんのロゴもリニューアル前と変わらずプリントされておりメーカー変更までには至らなかったのだと気づきました。
PBブランドのロゴとメーカーのロゴが共存していることで、そのチェーンでしか買えない独自性と有名メーカーの製品であるという安心感を同時にイメージすることができます。
少し控えめな量なのでカロリーも控えめになるなど、人気のメーカーブランド商品とは少し違いがありつつもお手頃価格を実現しつつ魅力のある商品に仕上がっています。
以前はしょうゆ味、シーフード、カレー味、とんこつ味の4種類のラインナップでしたが、今回見たお店ではこのシーフードの他にはとんこつ味が消えたかわりに担々麺が加わり、カレー、しょうゆの4種類になっていました。
もしかしたら商品ラインナップが変わったのかもしれません(未確認です)。
ニチリウグループ加盟のスーパーなら多くのお店で売っていると思いますので、気になる方はお店のカップ麺売場をチェックしてみてはいかがでしょうか?
ごちそうさまでした。