beisia 群馬名物太田やきそば | ただいま考え中!

beisia 群馬名物太田やきそば

「beisia 群馬名物太田やきそば」


推奨調理時間 熱湯4分 内容量 130g(めん100g) 543kcal 食塩相当量 3.0g


北関東は群馬県を発祥とするスーパーチェーンベイシアのPBカップ麺です。
ベイシアグループは関東から近畿周辺にチェーン店を広げているので近くでお店を目にする方も多いかと思います。
全国チェーンではありませんが、PB商品の開発はかなり積極的で、しばしば商品のリニューアルも大掛かりに実施しています。
今回紹介する「群馬名物太田やきそば」はベイシアの発祥地、群馬県の伊勢崎市からも近く埼玉県や栃木県とも境を接する太田市周辺で親しまれているやきそばをカップ麺に再現した一杯です。
太田やきそばの特徴は、少し太めの麺と濃い目に見える黒っぽいソース、それにじゃがいもです。
製造は群馬県の大黒食品工業です。


カップの中には液体ソースとかやくの2袋が入っています。
実際の太田やきそばにはふりかけがかかっている事が多いのですが、この一杯には残念ながらふりかけはありません。


小袋を取り除いたあとのカップの中はこのような感じです。
麺は少し幅広タイプで、白っぽい感じの麺は角ばった感じの縮れつき麺です。
ここにお湯を注ぎ4分で出来上がります。
液体ソースはふたの上であたためておくことをおすすめします。


出来上がりはこのような感じになりました。
しっかりと湯切りをした後に液体ソースを加えカップの中になじませた状態で撮影しようとすると、特徴のあるかやくが沈んでしまったので少し底から取り出して上にのせなおして撮影しました。
これで食べ始めることができる状態です。


麺は醤油を配合した少し太めの幅広タイプ縮れつき油揚げ麺です。
一般的なカップ焼そばの麺に比べると角ばっているように見えます。
仕上がり具合は程よいかたさに仕上がり、液体ソースもうまく絡んでいきます。
麺量はが100gと量も価格の割には多めで、食べごたえのある太めの麺ということもありボリューム感も高いと思います。


具はキャベツとフライドポテトです。
太田やきそばは(お店にもよりますが)じゃがいもがポイントです。
カップ焼そばなのでじゃがいものホクホク感を出すには少し難がありますが、カップヌードルのじゃがいもとはちょっと違った食感が出ています。
やはりふりかけがないのがちょっと残念です。


ソースはソース、糖類、植物油脂、醤油、ポークエキス、豚脂、食塩、香辛料などをあわせたものです。
色がかなり黒っぽいのが太田やきそばの特徴のひとつです。
液体ソースなので麺にもよく絡み、量もしっかり麺に行き渡るようになっています。
黒っぽい色なので味も濃くて辛いのかと思いきや意外とさらっとした感じで深みのある味が印象的です。
食塩相当量は3gと意外に塩分も控えめです。

PB商品とご当地グルメの組み合わせ、これ以上にオリジナリティのある組み合わせはありません。
ベイシアのように広域に店舗がある企業なら地元の味を他の地域に紹介するのにもぴったりです。
以前にはこの太田やきそばをイメージした商品が他社からも発売されたこともありましたが、いまではカップやきそばとしてはこれ以外にはないと思います。
やきそばが有名な街はほかにもありますが、この太田のやきそばも結構ユニークなので群馬県の太田が遠い方はこれで実際のイメージを膨らませながら味わってみるのもよいと思います。
太田周辺は桐生のうどん、栃木県佐野のラーメンなど麺処が多いので実際に訪れてみたいところです。
ベイシアのお店がお近くにある方、一度これも味わってみてはいかがでしょうか?
ごちそうさまでした。