「兵庫津ミュージアム」に行ってみた | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
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  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

いま住んでいる兵庫区(神戸市)は古い時代から港が開かれた地である平安時代には平清盛が日宋貿易を行い、室町時代には足利義満が日明貿易の拠点とした。幕末には開港場になるなど 長い港の歴史を持つ。

 

明治元年にこの地に初代県庁が置かれたことを記念して、2年前に「兵庫津ミュージアム」が開館した。わが家からいちばん近い博物館(徒歩15分)だが、訪ねたのは今回が初めてである。入場料は高齢者が150円と安く、それだけに展示についてはあまり期待していなかった。

しかし実際に見学してみると それなりに面白く、結局1時間半も滞在することになった、暇つぶしにはいいところだ。最近に造られただけに映像やデジタル技術に目新しさが見られる。

 

展示はどうしても近現代の内容が多くなる。私が小さかった頃のものが、今や遺産となって紹介されている。70年も生きてきたら,私自身が歩く近代史となってしまった。

人口面や産業面で兵庫県はいま落ち目にあるが、その立ち位置からすると、少し古い時代は活気があっていい時代だったと見えてしまう。

 

工夫された展示だと思うが、全体的に固定的な印象なので 2度目(の訪問)はないかなぁと思う。また館のホームページを見たら ブログが1年以上も更新されていないのがマイナス要素である。新鮮な商品のない八百屋みたいなカンジを抱く。

 

 

よくできた展示だと思うけど