ルーマニアのロマン④~歴史博物館 | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
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  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

’24/05/26  

国立歴史博物館はホテルから徒歩5分のところに立地する。展示のメインはトラヤヌス記念柱に彫られたダキア(現在のルーマニア)征服の絵物語を100以上に分割展示して説明しているもの。

ローマの記念柱をなぜこんなとこで解説しているのか不思議に思うが解説を読むと攻撃されたダキアが善戦した(最後にはやられたが‥)ことから、ダキアの誇りとして展示されているものと推察される。

 

そもそもルーマニア(Romania)という国名は ローマ人(Roman)の住むという意味で、それが語源になっている。

記念柱に攻防の様子が彫刻され 歴史書となって後世に伝えられているのはすごい。記念柱を分割復元した100何枚もの絵物語は見応えがある。

 

別室の宝物庫は ゴールドの歴史でもあった。中世から現代までのゴールド製品が何百と並べられゴールド・ファンとしては垂涎のコレクションで 眩いばかりである。近年の有名どころとしては、エリザベス女王戴冠式に使われた王冠やノーベル賞メダルなどで欲しいモノばかり。どれでもええから1個だけでもくれないか? 

的を絞った展示は個人的興味に合うものですごく良かった。こんな展示は全然期待していなかっただけに‥ 

 

 

トラヤヌス記念柱を分割展示        ノーベル賞メダルはgold製

(参考)  ローマに建つトラヤヌス記念柱