声がかかったので職業学校の同窓会に出た。去年に続いての開催で 出席メンバーは前回とほぼ同じ。前回は40年ぶりの開催とあって、ある種の期待感や怖いもの見たさの気持ちがあったが、それからまだ1年しか経っていないので 今回は高揚感などない。変化に乏しい日常での一大イベントとはいえ 2日続きのステーキみたいなもので食傷気味。
話題は各人の近況や「あの人は今…」的な話。そして40年前当時の忘れられないことなど・・ 私からこんなヒドいことを言われたと 今更ながらに訴えてくることも… 言った本人は覚えていないが、言われた方は傷ついて 今でも忘れられないのだろう。その際は申し訳なかったと40年遅れの弁明をする。
宴を終えて皆が帰ろうと立ち上がった際、先の女性が私を見て「背が縮んだんとちがう?」と言ってきた。自身も多少気にしているのに、何気に本当のことを言われるとコタえる。カタチを変えた仕返しだ(形勢逆転)。
40年の年月は冷酷で、当時20歳だった娘も今や還暦になる。その分フレッシュさはなくなっている。あの頃は良かったと述懐するも、当時の可愛いかった娘が今 目前にいても感動はない。
宴席後はそそくさと家路に着いたが、そういえば3月にあった高校の同窓会も1次会ですぐ帰った。人に対する興味や関心が薄れてきたのは老化の1症状か?
同窓会に行きたくない理由 あるある ©googirl