須磨離宮公園のバラ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

職場の横にある公園でバラがきれいに咲いているので、須磨離宮公園でも今頃はさぞかし… と思い、鑑賞に出かけることにした。今日は五月晴れで おでかけ日和。公園へは片道30分くらいだから ちょっとした外出にちょうどいい。しかし皆の思うところは同じみたいで、公園はファミリー層を中心に入園者がすごく多かった。 

 

ここへは私が大学生だった頃から来ているので、それから50数年も経つ。その間 公園のつくりはほとんど変わっておらず、いつ来ても気持ちいい時間を過ごせる。300種ものバラが育てられているとあって、園内の散策も飽きない。多くの高齢者がバラの木や土壌を手入れしているので訊いてみると1年を通して庭園の世話をしているという。天候の厳しい時もあるだろうから 好きでないとなかなかできない仕事だ。私はこんなのはようやらん。空調の整ったビルの受付で座っている方がまだいい。

 

バラの広場から離れたところに 花の庭園という小さなコーナーがあり、そこのベンチでボーッとしていた。コーナーではバラの他に季節の花々も咲いているが、入れ替わり立ち替わりに人が訪ねてくる。そのほとんどが高齢者夫婦である。そして申し合わせたかのようにバラの前に嫁さんを立たせ 写真に収めていく。あ~ これがきょう日の高齢者夫婦像なだなと認識し、私らもそれに習った。