現実感を伴わない戦闘映像 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

パソコンで YouTubeを見ていると、スマホ状に切り取られた画面に ショート映像が次々と出てくる。そこには戦争のシーンが多く、ウクライナ軍がロシア軍をやっつけているのが たくさん映し出される。

 

ロ軍のヘリや戦闘機に向けて ウ軍が機関砲を連射するのは、ホースの水を浴びせるがごとくである。相手が飛行体とはいえ あれだけ雨あられと砲弾を撃ちまくると そのうちに当たってしまう。一方 標的にされたロ軍の戦闘機はというと 迫撃砲やミサイルに対し目くらましのフレアを放って対抗している。攻撃をかわして逃げ切るのもいるのだろうが、YouTube映像ではロ軍のヘリや戦闘機はみな撃ち落とされている。

 

何百何千発もの機関砲(弾)が撃たれ、そのうちの何発かが命中して 高価なヘリや戦闘機が藻くずと消えていく。何と壮大な資源の消耗か。そして現実に起きていることなのか とも思う。

きょう昼に上空をヘリがパラパラと飛んでいったが、戦闘映像がこびりついている目からすると あんな呑気な飛行だと 機関砲一発で撃ち落とされるだろうなと思った平和国日本の正月である。