高松市近くにオーベルジュを見つけたので出かけてみた。久しぶりのドライブ旅行である。
ペンション風のオーベルジュ「モンペリエ」は山の中にあり、周りに人家はない。通された部屋はベッドが置かれているだけで、ガラ~ンとしている。テレビこそあるが 冷蔵庫や金庫 さらには浴衣さえも備えられていない。することもないので じっと夕食の始まりを待った。
夕食はフレンチのコース料理で前菜やスープは美味しかった。ただ料理の最後に出された肉料理が合成肉みたいでこれにはがっくり。こんなのでコストを下げているのか。料金が料金だけに仕方ないか。
夜になってどこからかドーン, ドーンと花火の打ち上げ音が鳴り響いてくる。嫁さんは見に行こうと急かすが、どこでやっているか分からないし、不案内な地を闇雲に走り回るわけにもいかないので 出かけることはしなかったが、いつまでも鳴り続ける花火音に嫁さんは地団駄を踏んでいた。
朝食のメニューは<パン,サラダ,卵料理,スープ>とあっさり予告されていたが、それぞれがひと手間かけたもので、味も見栄えも洗練されていた。これで少しは料理の名誉回復が図れたか・・
トータルとしてはまあまあだったが、期待が大きかったぶん満足度は小さかった。それでもまた こちらへ来る機会があれば 寄ってもいいかなの感想。
モンペリエ外観