志賀高原のスキーへバスで向かう際、長野県北部にある<小布施>という町を通っていく。そこは葛飾北斎が晩年( 83歳になって‼ )に訪れた地として有名で,ちょっとした観光スポットになっている。
北斎に興味がある嫁さんは いちどその町に行ってみたいと かねがね言っていたが、不便な地であり またそこだけでは観光資源に乏しいことから、どこか他所と組み合わせて行こうと考え、機会を伺っていた。
それが今回 旅行することになった福岡市を調べていたら、太宰府の国立博物館で 北斎展をやっているのを見つけた。小布施からも何点か出品されているようで、見学するにちょうどいい機会だと思った。
‘17に大英博物館を訪れた際、折しも北斎展をやっていた。訪ねた日はチケットが売り切れており、また入場料が20ポンド(当時のレートで3500円)と聞いて ゲッとしたのを覚えている。結局 その時は入場できなかったが、そんな積年の恨み いま晴らさでおくべきか の思いが募る。
福岡旅行に 何となく気乗りしなかったのが 目的ができ、少し楽しみになってきた。
'24から発行される新紙幣には北斎の「神奈川沖浪裏」のデザインが‥