半月やのに また京都① | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

1月19日(水)

朝はゆっくりして10時頃にホテルを出た。今日の行き先は 北野天満宮➝金閣寺➝仁和寺➝天龍寺と京都市街の西方面である。ホテル近くの四条大宮駅から嵐電に乗車。嵐電は市電みたいな1両編成で、専用軌道のところもあれば 一般道を走るところもある。一般道では交通信号に従うことになる。

四条大宮駅で 切符はどこで買えばいいのかを訊くと、下車する際に車内で支払うとのこと。始発駅から終点の北野白梅町まで乗ったから、220円の一律料金はなんか得した気分になった。

 

北野天満宮は全国の天満宮の総本社とのこと。 広い境内のあちこちに燈籠や牛の像があって 総本社の雰囲気がある。梅の木もいっぱい植わっているが 花の時期はまだ早い。学問の神様を祀っているので 受験生に霊験あらたかというが、私にしたら もうどうでもいい話だ。

 

次に近くの金閣寺まで歩いた。入園券売場は団体用と個人用にポールで仕切られていたが、昼前というのに どちらも誰も並んでいない。冬枯れに加え、中国人が居なくなったら たちまち客人少だ。

ここには小学校の修学旅行で来たとき以来だ。頭の隅に残る半世紀以上も前のイメージは、池のほとりに建つ金ピカの建物というもの。それがメインであるのは間違いないが、実際は庭が広く、寺と庭が相まって一大景観を形成している。銀閣寺と同じで 庭にも見所が多い。金ピカの金閣寺か、渋い銀閣寺かは好みが分かれるところであろう。

金閣寺は近年に金箔を貼り直したようで、どんより日和でも輝きは失せていなかった。

 

 

本殿へ続く北野天満宮中門              こちらはお馴染みの金閣寺