都会か田舎か、出自の差異 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

週刊セブン誌に「都会生まれか田舎生まれで 人生はこんなに違った」という記事が載っていた。面白い企画だと思い、自分に照らして考えてみた。

 

私自身は (神戸に近い)田舎で生まれ育ったが、自然が豊かでのんびりした環境は 情操面や人間的な余裕という点で良かったのではないか。しかし 情報や経験値が少なかった分、将来の選択肢が狭められた感は否めない。神戸に出てきて 知り合いの奥さんがバレリーナと聞いて、そんな仕事があるのかと驚いた。田舎にそんな職業はない。

 

都会は情報量が多い分 ませた子が多いが、うぶな田舎の子も 年月が経つと能力に見合うポストに就くことになる。しかし 大きな仕事をやろうと思えば、ヒト, モノ, カネが集まる都会に出ないとダメだろう。高度なスポーツや芸能も都会を志向する。

 

そんなことを思いながら 実際に女性誌に目を通したら、それは単に「親ガチャ」の流行語に乗っかっただけの深みのない記事で、都会と田舎を 教育、付き合い、犯罪、経済 の観点から比較してみたという内容であった。そんなもん今さら言われなくても、、 というレベルの記事だった。

ただ, 昔は「置かれた場所で咲きなさい」と言われていたのが、今の時代は「咲ける所へ動きなさい」 になったというのが目新しい提言であった。