'20/12/14
午後から雨の予報なので今日は早く行動しようとホテルを出る。ゆいレールで首里駅まで乗車。そこから首里城を目指して歩く。道中で観光タクシーが待ち構えていて南部観光を勧めるが、それを無視して進む。首里城は先の火災で本殿とその周りが全焼してしまい、現在は再建中である。今は彩りも地味だが、それなりに観光客を集めていた。金城町石畳と大アカギの樹も観て駅に戻る。
次はさらに足を延ばし浦添城跡まで行った。ゆいレールがそこまで延伸されたのはほんの1年前だから、浦添の駅舎は新しく 周りも整備中だった。石畳の道を上っていくと山の上に浦添グスク(13世紀の城跡)の原っぱが広がっていた。観光客はおらず、ガマに参拝している地元の人がいただけである。そこからは普天間飛行場が遠くに眺められ、その手前の小山は前に訪れたカシキ高台ではないか。初めて那覇市街との位置関係がわかった。
城跡にはようどれやガマもあり、いろんな歴史を一挙に知ることができる。上空は2機編隊で金属音を轟かす米軍機が飛び交い、足元には『ハブに注意』の看板が立つ。気の抜けない浦添城跡観光であった。
火災前の首里城奉神門 (正殿に入る最後の門) と修復中の現状
浦添城跡とその一角にあるガマ(洞窟) ➝戦争末期に住民は避難したガマで犠牲になった
浦添ようどれ (13cに造られた王の墓)