Go To 北海道① ~ 今回も神戸空港から | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

.
  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

'20/09/14 (月)

爽快な夏でもない、紅葉の秋でもない中途半端な時期の北海道旅行。この先 3日間の降水確率が 80~100%というのは、菅長官が総理に選ばれる予想と同じくらいに高い。

今回は千歳空港から 洞爺湖~定山渓温泉と周る予定だが、屋外型観光は雨だったらどうしようもない。気合も削がれてカメラを持って行くのを忘れた。

 

本日は洞爺湖泊りで、空港からの道中にある白老町のウポポイ国立アイヌ民族博物館を雨対応として選んだが、月曜日が休みと判り がっかり。仕方なく反対方面の日高地方にある二風谷アイヌ文化博物館へ 代替として行くことにした。 地図で見るとすぐそこに思えても 北海道は広く、空港から車で 2時間近くもかかった。そこまで行くと、洞爺湖に戻るより 富良野に向かった方が近い。

 

二風谷アイヌ博物館はガイド誌に載っていた 5cm四方の説明が情報の全てであったが、実際に行ってみると 意外に立派な施設で、展示が充実していた。広い敷地内に茅葺き小屋が点在していて、そのうちの何か所かには説明ガイドが控えている。観光客がほとんどいなかったため、各ガイドはマンツーマンで丁寧に説明してくれた。

嫁さんは最近、乃南アサの『チームオベリベリ』 (明治の初めに十勝原野に入植した開拓団の苦労を綴った書で、アイヌとの交流も描かれている) を読んだばかりで、アイヌに関して ある程度の知識を有していたので、細かい質問も発していた。

 

その後 洞爺湖への道すがらに白老町の陣屋跡へも行きたかったが、距離と時間にそんな余裕はなく、ひたすら宿をめざし高速道を走るだけの初日観光だった。

 

 

 アイヌ文化博物館にはこんな小屋が建ち並ぶ  それぞれの小屋の内ではテーマ別の展示が