体ひとつで どこへでも引っ越して行けるような、身軽で物のない生活を目指している。3月にコロナ自粛が始まってから わが家でもかなり家の中を整理してきたが、いまも少しずつながら継続している。もともと家財が少ない部屋であったが、それはこのアパートの箱 (部屋) 以外に 1坪くらいのトランクルームを借りているからである。
そこにはストーブや扇風器といった季節モノのほか、スーツケースなど普段使わないものを放り込んである。さらに読み終えた本や 着なくなった服、郵便物なども。。。 どれも捨てるに捨てられないという思いがあった。
しかし今回の自粛時の片付けで再認識したのは、10年来放置していたものは、二度と復活の目がないということである。大切に思うのは単なる思い込み。そのため今はトランクルームに置いてあったものを次々とゴミに出している。
ただ都会では軽トラでゴミ処理場に持ち込むといった荒ワザが使えないので、通常のゴミの日にルールに沿って少しずつ出している。いわば中国みたいなサラミ戦略である。そのうちに 過去のしがらみのない空っぽルームが実現するか。
あちこちの祭りが中止になって寂しい夏である