'08夏にコスモス・ツアーでスペインを周遊したが、旅行後に感想を求められ 記した一文(前半)である。
・スペイン訪問は４回目で、スペインのことは分かっているつもりでいたが、今回 マドリッド～トレド～南スペインと回って どこもが改めて新鮮だった。
・９０年７月に初めてスペインを訪れ、マドリッドやトレドを訪ねた。今回トレドを再訪したが、都合のよいことに 前のことはほとんど忘れてしまっている。前の時もすごく暑く、駅からトレドの町まで 汗をだらだら流して上って行ったのをよく覚えている。トレドは迷路で帰りのバスターミナルを探せられず、最後は地元の人に車で送ってもらったという恩義のある街。
・事前に送られてきた案内に、空港からホテルへはぜひタクシーを使うように書いてあったが、いつもの習慣で地下鉄を利用した。１回乗り換えて目的駅で降りたら閑散としている。エスカレーターで地上に上がっていくと 女性３人組の１人が真後ろにくっ付く。何か変と思い数段上ったら彼女らも昇ってまた真後ろにくっ付く。これはおかしいと身構えると、３人は改札をUターンしてまたホームに戻って行った。早速の洗礼を受ける。
５－６年前にマドリッドに来た際もメトロ駅で女性群に囲まれ ポケットに手を入れまさぐられた。何とも直接的である。個人旅行が多かったから狙われた（盗られた）経験も多い。
・集合ホテルに夜10時頃到着すると、ツアー会社から事前に連絡が入っていたためか フロントですぐに話が通じ チェックインできた。ほどなく添乗員ガイドから部屋に電話が入り、翌日のスケジュールを知らされ、スムーズにことが運んだ。翌日以降も行く先々のホテルで、ロビーの一角に今日明日の予定が掲示されていたのは便利、親切であった。
トレドの大聖堂 コルドバのメスキータ