旧交を温めて | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

出張先がかつての先輩が住む町だったので用事を終えた後 自宅を訪ねた。顔を合わせるのは30年ぶりくらいか。その長い年月を経ても昔と変わらない雰囲気で 違和感を抱くことはなかった。

 

御年83歳にもなるというのに 今なお忙しい日々だという。その昔 和裁塾をやっていたが、生徒の宿舎だった建物を転用したアパートの維持管理が目下の主な仕事だという。木造の建物が古いので支障がいっぱい出てくるが、それを業者に頼まず自分で直しているとのこと。若い頃 自衛隊で施設機材の整備をやっていた経験が全面的に生かされているようだ。そして奥さんのアッシー君もやっていて休まる暇がないという。

考えてみると、しなくてもいいことを積極的にやっているワケで、この日々の姿勢が老後の充実に繋がっているのだろう。

 

一代で築いた一財産を何に遣ったかを訊くと、4艇乗り換えたクルーザーにほとんど乗らなかったのが惜しいという。奥さんはタダの1回しか乗っていないそうだ。金を儲けるのに才はあるようだが、遣い方は下手でここらは反面教師になる。

 

スキーの藻岩山の麓にある真駒内駐屯地に所属していたと聞き、時を超えた接点が見つかった