とりあえず安堵 ~ 義母の入院 ②/4 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
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  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

義母の食道のがんは怖い事態だが、それまで理由の分からぬ摂食障害で 母子とも苦しんでいたのが、方向が見えたことでとりあえず安堵した。そして治療が始まることで、やっと眠れる夜を迎えられる。

介護の世話は妹にも分担してもらえるので、嫁さんはダンス、バドミントン、水泳、英会話の習い事を全面中断することなく それなりに続けられている。

 

入院したはいいが 今度は微熱が続き 施術するに至らない。病院が遠いので、日々の世話に出向くだけでも最低 3時間を要し、嫁さんも大変な日々みたいだ。1週間以上経ってやっと施術の日を迎えた。

ポンプ風船で食道を押し広げる施術は、体にそう大きな負担でなかったみたいだが、術後にやっと水が飲めるようになったくらい。抜本的な治療になっていない。1週間後にもう一度やるが、これに完治を期待するのはムリか。

 

8階病室の窓外には開放的なパノラマ景観が広がるが、点滴につながれた義母の状況は閉塞的である。

 

 

    ニュージーランドの樹 (2)