経済同友会のトップが、「平成は日本敗北の時代だった」とTVで衝撃的な発言をしていた。確かに ジャパン as #1と持ち上げられて始まった平成が、一人当たりGDPが世界第25位まで落ちて 終わりを迎えようとしているのだから むべなるかな。
個人としては、良くも悪しくもこの30年を受け入れざるを得ないが、人生で一番イキ盛んな時期を過ごした期間だった。仕事も稼ぎもピークだった30年で、人生を振り返る時、平成の30年間がセンター位置になる。今も働いているとはいうものの、残り火がくすぶっている程度のものだ。
この期間に 旅行に行きまくったのはいい経験だったろう。仕事もそこそこに海外を旅し、いろんなものを見て、体験したのは 残りの人生のコンパスになるし、たくさん記憶が残ったのは人生の彩りになる。何度も流した冷や汗だってムダにはなるまい。
「令和」の令に水をかけたら冷や汗に