社長会と用務員 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

高校の同窓生の集まりに出た。正式の同窓会でなく有志7名だけの集まりで、私以外の皆が社長やら院長の肩書きを携えている。この集まりは 6年来やっているらしいが、私は彼らとクラスが違っていたので  これまで声をかけられることはなかった。そのため今回会った旧友の半数とは 40数年ぶりの顔合わせである。

 

身分は変われども気性は昔と変わらないので 40数年ぶりでも違和感なく話ができる(容姿にやや違和感あり)。 話はもっぱら社会的な話題で、仕事の話はあまり出ない。以前、仕事上の懇親で、マイ飛行機で石垣島まで飛んできたというド派手な話をする院長もいたが、そんなバカみたいのが 話題としては面白い。カネ持ってるんだろうから もう少しギラギラした話があったら面白かったのに…

 

前から気になっていた次のことを訊いてみた。①上場企業になるとサラリーマン社長でも銀行から個人保証を取られるというのは事実か?  ②日経新聞の新春社長アンケートに株価・為替予測が載るが、あの調査が回ってくるか?  の2つである。答えはいずれもNOで 肩透かしを食らった。社長にもランク付けがあるみたいで 超一流企業にならないと、マスコミへの出番は少ないみたいだ。代わりに隣席の工務店主が自分らは個人保証を取られまくっていると答えていたが …

 

私は今、用務員みたいな仕事 (昨日はスーパーバイザーなどとワケわからん身分を自称しとったクセに ) だが、彼らと会って特に羨望を感じることはなかった。それぞれの立場で役割を演じているだな と思っただけ。ただ彼らはそれなりの数の従業員 (10人くらいから数千人規模まで)を抱えているので 66歳になっても気持ちは現役そのもの、へたっていない。その気概は見習うべしだろう。