保育士不足~保育園へ行こう② | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

どの園も保育士がいないので獲得合戦にしのぎを削る。ハローワークに保育士募集はゴロゴロ転がってるし、ネットの求人サイトにもいっぱい載っている。市町もテコ入れし、(以下、明石市の場合) 職場としての園巡りツアーを実施し、就職フェアを主催する。さらに 保育士としてわが市で就職すれば、30万円支給します、家賃も8.2万円まで補助します、あなたの子を優先的に入園させます・・・と大判振舞いである。

その昔は採用に当たって、何人かの応募者のうちから選んでいたのが、今は資格さえあれば とにかく来てください、の時代らしい。そのため質の低下は免れないと経営者は嘆く。

 

働く主婦が増えて子の入園希望が多くなり、待機児童が社会問題になっている。これを保育園の増設で対応しているが、これは都市部だけの現象であり、田舎の方の園では 既に定員割れしている。主婦が外に出る(働き出す)にも限界があり、少子化の波は変わっていないのだから、そのうちに都市部でも保育園余りの現象が出てくる。将来も生き残りたければ質の高い保育サービスを競うしかない。