公立園と民間園~保育園へ行こう④ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

.
  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

公立園の職員が保育に専念しているのに対し、民間園は庶務も経理もみんな自前でやる。そのため公立園の園長に 人事や会計を(さらには理事会なんかも)含めた民間園運営はできない。そんなややこしいのは役所の上部組織まかせだ。公立園は職員が潤沢、給与も潤沢、身分も守られている。難しい問題は(労働)組合に逃げ込んだらいいという調子でずっときた。その点 民間園は保護者の人気が離散すれば死活問題だから、魅力ある園づくりに腐心してきた。これでは保護者がどちらを向くかは明らかだ。

 

新設園として新たにできるのは民間園ばかりだし、既存公立園の民営化も進められている。公立園の正規職員がおばちゃんばかりなのは 公立園の末路を象徴している。いま日本の(保育や)教育は 幼少年期は民間が、中高校は公私が相半ばして、最高学府は国公立が主導するというのがメインの流れだ。ついでに 就職も公に入るのがアコガレ…

人間を磨くのに 苦労することが必要というのは自明のことだが、理想の園づくりでも同じことがいえる。もっと働け!公立園。