Memory of America Tour② ニューオリンズ | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

 

ニューオリンズはアメリカ南部にあるメキシコ湾に面した街である。前からジャズが好きだったので、ゆかりの地に 一度行ってみたいと思っていた。ポンチャートレイン湖という大きな湖を見ながら降り立ったのは’91年夏。

 

ニューオリンズはその昔フランス領であったことから 今なおフランスの雰囲気を残す。デキシージャズ発祥の地で、訪ねた時も街角で子供のバンドが演奏していた。プレサベーションホールというライブハウスにも行ってみたが、古い木造ホールには節穴がいっぱいあり、そこからのぞき込む観光客をドラマーがステックで壁を叩いて威嚇していた。

 

フレンチクオーターのほかは見るところがないので、現地のツアーに参加して近郊を見て回った。見るべきはプランテーション跡とバーユといわれる湿地帯。プランテーション邸宅は広大で、庭には一面に芝が植わっている。いつかこんな家に住んでみたいと思わせた。

そして鰐が出てきてもおかしくない湿地帯。それもこれもその後に起きた大洪水でみんな水没した。

 

 ニューオリンズimage