コインブラの町には 泊まっても泊まらなくてもどちらでもよかった。大学が有名だが、特に行きたかった訳でない。実際に大学を見学しても、こんなもんかなぁが感想。
しかし夜になって ホテル近くの旧市街を歩いてみたら､細い路地に飲食店がひしめき、すごく雰囲気がある。坂と階段ばかりで 有馬(温泉)か伊香保(温泉)みたいな地に ファドの店が点在している。路地の頭上に渡された刺繍飾りも旅情を誘う。第３の都市になると日本人に限らず、中国人や韓国人も一切目にしない。
朝になって 大学付属の植物園を訪ねた。その昔はいい植物園だっただろうに、の面影はあるが、今は荒れていて見るべきモノがない。ただ入園口の前を大きな水道橋が走っていて、いつの時代のモノか知らぬが､大工事だったのが一目瞭然である。しかしこんな丘の上にどこから水を引いてきたのか不思議だ。
川の向こうに新市街を望む 雰囲気ある路地の飲食街
誰もいない植物園と園前を走る水道橋