堺探訪 | 100回行こう、ヨーロッパ 

100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

堺の文化財を特別公開というチラシを手にしたので その見学に出かけた。自宅のもより駅から大阪環状線の新今宮まで乗る。予定ではそこから南海電車を利用するつもりだったが、新今宮駅ホームの案内に堺行きの阪堺(ハンカイ)電車はコチラという表示があったので、それで行くことにした。


阪堺電車は1両編成の古めかしい路面電車(パソコンでハンカイと入れたら半壊と出てきた)。ゴトンゴトンと揺れながら狭い街中を進んでいく。まるで江ノ電のように(乗ったことないけど…)。途中、住吉神社の前を通る。一度行ってみたい神社だが途中下車するわけにいかない。1回乗換えがあり、そこで2区間分先払いしたので後は堺市内のどこで下りてもいい。


堺市の旧市街が特別公開ゾーンになっているが、その一番入り口の停留所、高須神社で下車した。最初に内田家住宅という旧商家へ。明治初めの大きな造りの家だ。造り付けの和ダンスが印象に残る。次の「ろおじ」は畳敷きの喫茶店。堺鉄砲館で鉄砲展示の解説を受ける。どこにも解説者がいて数人の見学者を相手に丁寧な解説をしてくれた。


その後も次々に名所を訪ねる。全般に一生懸命な取組み姿勢が伝わってきたが、観光客は少なめ。堺市は市街が碁盤目に区切られていて、街の歴史が伝わってくるが、いまは人気を感じられない。姫路みたいというか、誰もが知っている街だけど繁栄は今は昔という…

帰途も同じ経路で新今宮に出たところが、環状線の高架下で火災があったとかで電車が止まっていて帰宅に苦労する。


  
ノスタルジックな阪堺電車        堺の本願寺別館