何年か前に「消えた年金」問題というのがあった。ずっと掛金を払ってきたのに その記録が残っておらず、そのため年金をもらえないという問題である。
そして最近になって「漏れた年金」というトラブルが新たに発生した。年金機構の職員が不審メールを開封したことで、機構のコンピューターがウイルスに感染し、大量の個人データが外部に流出したという例の事件である。
消えた年金のときは 私自身の記録も一部消えていた。しばらくの期間 厚生年金に加入していたのに、年金通知にその記録が記されていない。何十年も前のことだから 年金手帳や当時の給与明細はなく、脳ミソの記憶だけで陳述し、何とか加入記録を復活させた。
それで機嫌よくその年金をもらっていたのが、この度 年金額改定通知を受けた。中には 4月から あなたの年金額はゼロになったのでお知らせしますと記されている。ガ～ン
これは私にとって 新たに生じた「もうあげない年金」問題だ。 少し稼いでいるからといって 全部を支給停止にするのは あまりに冷たい仕打ちじゃございませんか, お代官サマ～!
やる気をなくさせる年金制度である。
