・ スペインは景気が悪いためか、物乞いが多い。そしてウォーキングツアーの際も スリに十分注意するよう呼びかけられる。
そのスリから間一髪で被害を免れた。ミロ美術館へ行くのに モンジェックの丘でフニクラを下り、地上に出るのにエレベーターに乗った。4人しか乗ってなく、狭くもないのに青年がくっ付いてくる。エレベーターから出る際、お先にどうぞの仕草をするので出ようとしたら、私のズボンのポケットに手を入れ、財布を摘まんでいるではないか。「何しとるんじゃ! 」と言うと、何もしてませんというカンジでそそくさと離れていった。実際にそんな目に会うと、すごく気分が悪い。
以前 マドリッドの地下鉄や広場で遭遇したのは、ジプシー風のいかにもの風体だったが、今回は普通の青年だった。 海外旅行の回数も多いが スリ体験 (ローマ、ローザンヌ、シチリア、バンコク、ジャカルタ、マドリッド) も豊富だ ← 自慢にならないが 。。。
・ こんなことがあるから個人旅行は緊張度が高い。いくら馴れているといっても、国によって制度や仕組みが違うし、何年か振りの訪問だと 以前と変わってしまっているので、初めての経験が多くなる。また今回みたいに複数都市を訪れる場合、一つ目のイスタンはいくらか準備(研究)するが、二つ目のバルセロナはほとんど手ぶらで臨んだりする。予備知識なしで旅行に出るのは無謀だ。
・ 5月連休の旅はどこも観光客が多かったが、関空、イスタン、バルセロナの3空港とも 行き来や手続きがすべてスムーズにいった。 (今回で “端っこヨーロッパ”は終わり)
観光地化しているボケリア市場 王の広場
旧市街の中心にあるカテドラル