ピカソ美術館~端っこヨーロッパ⑰ | 100回行こう、ヨーロッパ 

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  100 回行こう! と勢いはよくても、実際の訪欧はまだ約40回。欧州その他への
  これまでの 100 回超の海外旅行で 体験したことや、思ったこと ・ 感じたことを
  つれづれに記してみる。  【タイトル背景はプラハ】

夕方便で帰国の途につくので、観光には半日しか充てられない。それで昨日買ったアートチケットで ピカソ美(術館)を観に行くことにした。ホテルからは10分ほどの距離。旧市街は何度もうろついているので、迷うことなく到着する。

開館15分前には誰も並んでいなかったので、周辺を散策し、5分前に再度行ってみると 20人くらいが入場待ちしていた。アートチケット保持者は入口が別になっていて、私らだけがそこから入場した。


ると そこの係員が日本人女性で、他に誰も居なかったので少し話を交わした。100以上もいる美術館スタッフで 日本人は彼女だけという。館にはおびただしい数のピカソ絵画が収蔵されているが、スケッチなども含めたら 400点以上もあるとのこと。
ピカソ以外には ピカソと親交のあったダリの絵画も何十点か展示されている。両者とも若い時分は普通の絵を描いているが、晩年になるにつれ 抽象化した絵になっていく。


1時間くらい鑑賞したが、まだ時間があるので モンジェイックの丘のミロ美(術館)も訪ねる。ここも400点以上あると言うが、観るのに疲れてしまった。ピカソ美は町中で ほかの建物に埋没しているが、ミロ美は緑あふれる木立の中に建つ。周辺は散歩するにもよく、高台だから市内を一望できる。


  
ピカソ美とダリ美。どちらも館内は撮影禁止になっている。

  

ロ美に通じるモンジェイック丘の道、遠くにサクラダ・ファミリアも見える