春節で中国人が大挙して来日し、日用品や電化製品を買いあさるのが 報じられている。 その旺盛な購買力を見せつけられ、日本人は苦虫を潰している (ついこの間まで人民服着て、自転車で走り回っとったクセに・・・ )。
IMFの調査では1980年を1とした2011年の日中の名目GDPは、日本が1.90であるのに対し 中国は155と爆発的に経済成長している。(ちなみに米国5.41 ドイツ3.38 韓国31.6だから、日本はあまりにも情けない状況だ)
GDPで日本を抜き去り まさに成り上がり者だが、これでは態度もデカくなる。その結果 国家間の摩擦が増え、いま(日中間の)関係はよくない。最近 ネット上で反中、反韓の記事がよく載っている。やたら目にするのは なにか意図的なモノを感じる。一方で日本を礼賛(自画自賛)する記事も多いが、客観的に見て 日本の方がいいとばかりは言えない。中国には若者に まだ長幼の序の精神が残るし、ヤンキーみたいな者も少ないようだ。ハングリー精神もある。
経済の急成長や大気汚染は 日本の辿ってきた道だし、垢抜けない服装や舶来品礼賛も かつての日本人と同じだ。しかし 急成長にもブレーキがかかったみたいだし、中国人の品性を含め、これからどうなっていくかが見物だ。
春節祭も終わった神戸の中華街