8月13日（前半）
朝8時を過ぎてから朝食に行く。種類も多くなくあっさりしている。それでもメロンと生ハムがあったので、恒例のメロンハムにありつく。あとはボチボチ。朝食後に部屋を片づけ、考古学公園へ出かけることに。歩いていくのを渋る嫁さんに無理をいい 約 2ｋmをトボトボ向かう。道もよく判らぬまま こっちかなーとか言いながら 何とかたどり着く。そもそも オルティジャ島辺りから歩いていく人などいない。
公園の入場口まで来るも チケット売場が離れていたので、嫁さんを待たせてチケットを買いに走った。戻ってくると、嫁さんが誰かと話し込んでいる。初日に空港からパレルモ市内まで TAXIで同乗した成田(空港)組の夫婦だ。彼らはまだ紛失荷物をゲットできておらず、パレルモ空港まで取りに来いと言われているらしい。明日帰国するのにどうしよう云々 とこぼす。奥さんの方は 最初の服を着たままで、化粧もできへんし･･ と憤慨する。あの白かった服が、あの白かった顔が、どちらも黒ずんでいる。 気の毒に･･･
公園に入場して 先ずはギリシャ劇場へ。BC 7世紀の建造とか。これまでの野外劇場と違うのは石が火山岩みたいで かなり風化してしまっていること。近くにある石切場から切り出したのか、石切場跡は大きな洞窟になっており、奥行きが何十㍍もある。天井高が 36㍍とかで音響効果がいい。一緒に入っていたどっかの団体メンバーが 坑内で好きに叫んでいるものだから 一緒になって「こらー」とか 「カネ返せー」などと叫んだ(日本人旅行者の品位が大いに疑われる)。ストレス発散効果はある。縄綯(ﾅﾜﾅｲ)職人の洞窟というのもあって 石壁に穴がポコポコ空いている。人が住んでいたのだろうか。一つの穴などは横から水が吹き出ていて いかにも涼しげである。セットで購入した考古学博物館の場所が分からず、代わりに現代教会というのを覗いて帰ることに、、、
ギリシャ劇場とかスタジアムとか・・。
石切場跡は大きな洞窟になっていた。内部はこんなに大きく広がる