夕食後、女将さんと息子さんの車で分かれて男嶽神社さんへ。
神社は宿から結構離れていて、壱岐が大きな島だということが実感出来ます。
駐車場に着くと、女将さんは
「もう何百回も見てるから、私はここで待ってるわ」
とのこと
ということで、宿泊客だけで見学に。
駐車場から坂を上がって神社に近づくも
「?」
お神楽の音とか何も聞こえて来ない。
おかしいな?と思っていたら、なんとお神楽終わった後で
皆さん参道横の建物の中で、直会中でした
でも、折角なのでと参拝してたら
男嶽神社さんの宮司さんが気をきかせて下さって、神社のこととか色々説明をして下さいました。
これは、逆にお神楽中だったら聞けなかったお話なので良かったねぇと
宮司の吉野さんは、吉野家の78代目!
なんと、私が前の日に遥拝所から参拝した、宗像大社さんの「沖津宮」でも勤めていらしたことがあるとのこと
そして、こちらの男嶽神社さんは、
あの
「月読命」降臨の地!
で、元の月讀宮の場所なのだそうです
(最初の神様「天比登都柱」(アメノヒトツバシラ)の降臨地でもあるとのこと)
男嶽神社さんの「男嶽(おんたけ)」は字は違うものの、私が住んでいる岐阜の「御嶽(おんたけ)さん」って山(数年前に噴火でニュースになりました)と同じで、「神様が住む聖なる山岳」という意味が込められているのだそう。
なので、昔はこの山自体とても神聖で、禁足地であり、村人は麓からしか参拝出来なかったそう。
今はこちらのご祭神は「猿田彦命」
「天比登都柱」「月読命」を導いてこられたことから「猿田彦命」をお祀りしている。
そのためか、本殿裏手にずら~っと何百体とお猿さんの石像があって、中でもこの子は動いているとか
勿論、誰か動かしたなって時はあるそうですが、明らかにアレ?ってことも多いそうで。
昔はもっと裏手にいたのに、どんどん前の方に来てるって。
一緒に行ってたメンバーが、ポーズも陽気だし「同じ匂いを感じる」言ってましたが分かる気がする
しかも申年やし
更に昔は牛の石像奉納してたそうで、裏手側に牛の石像も見ることが出来ます。
そして、パワーと言えば、
本殿裏のご神体の巨石。
壱岐には方位磁石が正常に働かない場所が沢山ありますが、この巨石もその1つで、この巨石の横側、下の地面に鎖で囲った岩があって、この岩もその巨石の一部だそうで、触っても良い場所。
人によって熱とか凄く感じるそうで、先日来た女性の方は、薄っすら腕が赤くなるくらい温かくなったそう。
そして、この巨石は形が男性的シンボルに似てるとされています。
ちなみに私達は今回行けませんでしたが「女嶽神社さん」もみえて、そちらはアメノウズメを祀る神社。
この2社は対で、どちらもセットでお参りすると良縁に恵まれるそう。
とある情報サイトに書いてありましたが、去年20組結婚したそうですよ。
こちらにも巨石があって、やはり磁石が回ってしまうそうです。
宮司さんは、「特に何か感じること」はないそうですが、それは小さい頃からここが遊び場で、沖津宮でも勤めてみえた方なので、もう身体が慣れてしまっているんだろうなって。
ただ、何かの時にキラッと光が見えて、その時そばにいた別の宮司さん(?)に
「あんた今光見えたやろ?それ神様のサインや」
と、ある意味言い当てられて「怖ッ!」って思いましたと言ってみえました。
「怖がり」なのだそうで、「そういう話、ダメなんですよ〜」と言ってみえました
ぐる~っと本殿裏側を周りながら、そんなお話を色々聞いて、最後に
「明日もお祭りありますよ。お神輿が2時に出るから、お神楽は4時頃始まると思います」
と教えて頂きました。
丁度この時期お祭り多い時期のようで。
明日間に合ったら見学しようと、駐車場に戻りました。
途中直会中の皆様にバイバ~イ!と手を振って頂き、月讀宮の御祈祷へ。
続く
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