山口小夜子 氷の花火 | 『ゆ』の素

『ゆ』の素

漫画家・イラストレーター
湯浅みきの日々徒然

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観て来ました!
映画「氷の花火 山口小夜子」

パリやNYのコレクションを中心に
東洋の神秘的なミューズとして脚光を浴びた伝説のモデル。

写真を見たら、あ!見たことある‼︎って方も多いと思います。

東海地方だと、名古屋の今池で15日まで上映中なのですが、今回の上映期間中
先着何名様にプレゼント企画!ってのをやってる日もありまして、今日がそのプレゼント企画ラストの日。

去年、映画のことは早々に知っていたのですが、このプレゼント企画の記事を見逃しており、気付いた時には、去年分のは終わっていました>_<

で、今年分のは何とかゲットしたい!
でも、先着っていつの段階?
チケット買った順?それとも入場順??
(前売りチケットとかもあるので、どうなんかと)
で、聞いた方が早いと、映画館に問い合わせしたところ、受付の女性の方めっちゃ良い人で、親切丁寧に世間話でもするかのように方法と、これまでの状況を教えてくれました(*^^*)

去年は皆さん私と同じように、プレゼント企画のこと知らなかったみたいで、偶然ゲットした人が殆ど。
トートバックの日もあって、女性向けの物だったのに、男性に当たって良かったかしら??f^_^;)等。
ただ、後半はどうなるか分からないので確実にゲットしたいなら、映画館開くくらいに来てもらうのが良いとのことでしたので、10時40分目指して出発しました。

ところが!
予定の電車に間に合うよう、岐阜駅にも到着したのですが、電車が急患の方が出た関係で遅れ、その後も緊急停止で遅れ、映画館に到着したのが、当初の予定の10分遅れでした。

と言っても、ほぼ朝一だし
大丈夫だろうと思って受付に行ったところ
本日のプレゼントのクリアファイルを見事ゲット!

やった♪と思いつつ
同時に渡された整理券の番号を見たら


「3番」


「! 私三番目だったんですか⁉︎」

受付の方「はい。これが本日ラストのクリアファイルでした。でも、一番目の方と二番目の方も、先程来たばかりでしたよ」
と。

危ねーーーーー‼︎‼︎Σ(゚д゚lll)

映画自体は、13時15分からなので
これだけ気合入れて来て、ゲットならずにならなくて、良かったーーー!

ちなみにこちらがその
山口小夜子さんデザインのクリアファイル
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人形劇 「源氏物語  夢の浮橋」
のための人形デザイン画より。
素敵ですね~♡ 
使うの勿体無いなf^_^;)

そして、映画は山口小夜子さんの母校で
後輩達が、彼女が亡くなってから大切に仕舞われていた遺品の私服や衣装絵画等を
今一度呼吸をさせたい。ということで並べていくところから始まります。

そして、彼女の生前の映像や関わった方々のインタビュー。
モデル以外の彼女のクリエイションの紹介。

一番驚いたのが、その学生時代の写真見た時

あれ?切れ長な目の印象だけど、意外とくりっとしてる??

そしたら、映画の中でも実は細く切れ長な目の印象も「山口小夜子」を演じる上での演出の一つであったことが分かりました。

「服を着ると、その服がこう動きなさいと私を動かしてくれる」
と小夜子さんは言っていましたが、体現すること。表現することを日々研究されていたのもあり、ランウェイ上とかでは
トランス状態に近い感じだったのかもしれないなと。

後半、「山口小夜子を甦らせる」というプロジェクトで現在活躍中のモデル
松島花さんに、山口小夜子さんのメークや
今だったらこんなコーディネートをするのでは?といった衣装を着てもらい
写真を撮っていくのですが、本当最後の方は小夜子さん自身が降りてきてるんじゃないかと思う程瓜二つになって、思わず生前の彼女を知っているプロジェクトのメンバー達も歓声を上げたり、涙する方もいて
思わずこちらもウルウルしてしまいました。

好きなこと。やりたいことに果敢に挑み
クリエイションしていった山口小夜子さん。
本当に素敵で刺激になりました。
観に行って良かったです(*^^*)

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今回の映画館 名古屋シネマテークさん。

昭和初期な感じの味のある雑居ビルで
こういった雰囲気久しぶりで
面白かったです。