昨日、入間川流域緊急治水対策プロジェクトにおける都幾川遊水地(早俣・正代)に関する説明会が開かれ、今回初めて工期的に関する説明がありましたが、残念な説明でした。

 この区域に関し、令和6年度から周囲堤及び地役権設定に関わる補償説明から用地取得に着手するとし、堤内の早俣地区・正代地区における貯留池の調査開始等々。

 最終的な完成年次的なものとして、令和10年代中頃には完成するとの説明でしたが、令和元年台風19号において甚大な被害

が発生した入間川流域において、令和2年1月に「入間川流域緊急治水プロジェクト」が取りまとめられたものでした。

 

 その時点から関係地権者のご理解を頂きながら様々な段階を経て今日に至ってますが、これから10年以上の長期間が掛かるのでは緊急性は薄れてしまい、その間にどの様な水害が発生するか予見できません。

 

 先週、遊水地の周囲提の盛土量について質問したところ国土交通省は全く把握してなく、盛土には時間が掛かるだけでした。

 

 国土交通省として、用地(土地)の引き渡し期限は最大令和7年3月末日としており、今年度は稲の植付けは例年通りでも、来年からは所有権移転となるので管理しなくてよくなりますが、まだまだ先が見えない状況です。

 

 何れにしても令和元年台風19号クラスの台風が襲来しないことを祈るばかりです。