予算特別委員会に付託された23議案の審査が終了し、討論・採決ですが、予算案に反対する会派も無く、全会一致で可決です。
 
 過去の事例からすると必ず反対される会派もありますが、様々な山積する課題にスピーディーに対応する大野知事を中心とする県執行部の当初予算編成に期待される部分も多かったと思います。
 
 しかしながら、自民党県議団から令和2年度予算執行に関する事業の執行に適切な対応を求める付帯決議(案)9項目が提出され、理解される部分もありながらも現実性とかけ離れて、新年度の事業執行にも影響が出ることから、提案者に確認です。
 
 
 私からは、県内建設産業の育成に資するような設計と、コスト縮減も踏まえ分離分割発注についての質問でしたが、地元業者育成という観点の回答で、分離分割発注はコスト縮減に繋がらないことを取り上げさせて頂きました。
 
 石川委員から、「一方的な内容で疑問があり、付帯決議には反対する」として反対討論が行われましたが、自民党・公明党・無所属議員が賛成して可決となりました。
 
 
 新年度予算を決める重要な2月定例会も27日が最終日となります。新聞紙面では最大会派役員人事が公表されてますが、無所属県民会議も更に前進して参ります。
 
                    松坂喜浩