1月31日に令和元年台風19号を踏まえた「入間川流域緊急治水対策プロジェクト」を開始しますと記者発表がありました。

 

 今後、地域が連携し、多重防御治水により、「社会経済被害の最小化」を目指しますとありますが、被災地区としては大変失礼な話です。

 

 

 遊水地整備として提示された(ピンク色)箇所の正代・早俣地区には何ら説明も無いことは上から目線の何物でもありません。

 

 私の地元では生活の再建も出来ず、このままこの地で生活を営むことに不安を感じてる方も多い中で、私は地元を離れないでほしいとお願いをしているのも関わらず遊水地化を進めることには断固反対します。

 

 この地で遊水地が必要なのは九十九川・越辺川・都幾川の合流地点であり、民有地を取得し、河道掘削等で対応すれば令和2年度内で完了するものです。

 

 

 国が令和6年度までに318億円かけて防災・減災・国土強靭化するとしてますが、昭和50年代前半に取り組んでた河川事業を踏まえ、被災地区を無視した事業推進には疑問を感じ、国土交通省に対し、再検討を願うものです。

 

                           松坂よしひろ