昨日に引き続き、企業局・病院局・下水道局・教育局・警察本部の予算ですが、病院局の新規事業として「がんゲノム医療推進事業」は期待される事業の一つです。

 

 

 現在、個人ごとの違いを考慮したがんゲノム医療への期待が高まり、国においてもビッグデーターやAIを活用したがんゲノム医療提供体制の整備が推進されています。

 

 県立病院においても、このがんゲノム医療提供体制へ参加することにより、個々のがん患者へのがん治療の最適化を図り、より有効で安全ながん医療を早期に県民に提供することを目的とします。

 

 新年度からがんゲノム医療の体制を整えるため、「がんゲノム医療連携病院」の指定を受けるためのISO指定の取得、厚生労働省が指定する「がんゲノム医療中核拠点病」と連携して、先進医療としてがんゲノム医療を実施する予定です。

 

 私の大いに期待する事業であり、県民皆さまに広く伝えいと考えます。

 

                    松坂よしひろ